内容説明
越後守護代・長尾為景の末子・虎千代は、十四歳の時に還俗して景虎を名乗る。兄・晴景を助け、鎧袖一触、国内を平定した景虎。兄に代わって守護代に就くや、北条を攻めるべく関東に兵を進めた。関東管領となり、名を上杉政虎と改め、宿敵武田信玄と雌雄を決するべく川中島へ向かう。――著者が、膨大な史料と現地調査に基づく、新説の上杉―武田の激戦を活写!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
15
19上杉謙信の父の葬儀から第四回川中島の合戦までの話です。こちらの謙信は戦には強いが美女を前にすると動揺し公平より情を重んじ怒り悩む男として書かれていてとても人間臭く良かったです。謙信は越後をしっかり掌握していたように思ってましたが意外に権力基盤が脆くて早く越後統一する為に反抗的な揚北衆と上田長尾家の討伐を諦め懐柔策を選んだ為にいつまでも尾を引き謙信を苛立たせ関東にも信濃にも本腰を入れられず成果を挙げられなかった。成田氏とのいざこざの原因も領地の裁定に公平性に欠いた事だったとは!2021/02/06
BIN
3
タイトル的には川中島の短編みたいものかと思っていたら、普通に上杉謙信の第4次川中島までの前半生を描いた作品でした。最後の参考文献見ると大量の資料が書かれていますし、川中島の地形を実際に確認しに行ってるのでよく調べて熟考されたんだなと思います。謙信を昔馴染みの方を優先したり、女に誘惑されたり、感情に大分左右されたりと大分人間臭く書かれてます。啄木鳥戦法って単なる挟み撃ちで確かに助言もらうほどの策でもないんですよね。解釈はなかなか良かったと思います。続編出てるのかな?2020/03/02
mushoku2006
2
本当にたくさんの資料にあたって作品を書かれている方です。 なので、内容に信憑性が高いです。 また上杉謙信を主人公にしているのに、彼を神格化したような描写ではないところもグッドです。 啄木鳥戦法なんて大げさなものはなく、主に道路事情と挟み撃ちにする算段から大軍を二手に分けた武田方、忍びを活用してそれを看破し、武田本陣を叩きに出た上杉方、という解釈は納得が出来ます。2012/09/09
ゆみゆみ
0
川中島合戦で、信玄の影武者が何人もいたと言うのは面白い。実際にありそうな話であるし。景虎の後半生に挑戦したい、と作者が後書きで言っているけれど、ぜひ読んでみたいと期待している。2014/04/17
グランくん
0
上杉謙信を描いた物。出家していたが、還俗し初陣に臨む所から、第4次川中島の戦いまでが描かれております。この戦いでは、謙信は千曲川を越え妻女山に籠もったとされておりますが、本小説では善光寺近くに入ったという説を採っております。2023/04/19
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