コミックエッセイ<br> わたしは家族がわからない

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コミックエッセイ
わたしは家族がわからない

  • 著者名:やまもとりえ【著者】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 特価 ¥632(本体¥575)
  • KADOKAWA(2022/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046815491

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内容説明

役所勤めの真面目な夫、「普通がいちばん」が口癖のパートの妻、活発な保育園児の娘という3人暮らしの平凡な家庭。しかしある日、父親はなんの前触れもなく失踪し、1週間後に帰宅する。
それから数年が経ち中学生になった娘は、父親の姿を家から離れた駅で何度も見かけたとクラスメートに聞かされ、不審に思って待ち伏せることに。大好きだった父が家に帰ってこなかった、幼い頃のおぼろげな記憶。1週間ぶりに帰宅した夫を問い詰めず、何もなかったことにした母。過去の記憶と現在の父親の行動には何か関係があるのか。父は何を隠しているのか。
やがて平穏な生活は崩れ、「普通」だったはずの家族の形が少しずつ変容していく……。

やまもとりえが挑む、「家族のあり方」を揺るがす衝撃のミステリコミックエッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

42
なにこれ。なにこの男。まったく共感できないままでした。家族は共同作業です。ともに話し合い、時にはぶつかり合って理想とする目的に向かって一緒に走るパートナーです。だからこそ、ワンオペが大変で歪む団体なのです。わたしはこの「家族」がわからない。こんな風に家族を配置換えできる男も、問題から目をそらす女も、おかしい。他に優先順位を置くことでいちばん傷つくのは、子どもなのに。2024/04/15

なつ

31
図書館での一期一会本。タイトルが謎で手に取った。最初は特に何も起きないまま頁が進んだけど、徐々に不気味な液体がどこからともなくじわじわ浸み込み始め、気付いた時にはもう完全に自覚できる程の量のそれが溜まっていた。そうなるとザワザワと波が立つまで時間はかからない。『普通』の夫婦『普通』の家族。一般的であればある程、どこにでもある・いる形だからこそ、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないという怖さ。1人が見て見ぬふりをし、もう1人が嘘をつく。共に暮らしていくには信用と信頼を継続させるための努力が何よりも大切。2023/11/11

ごへいもち

14
電子版をピッコマで読了。つい気になってもらったポイントで購入

K1

14
誰が悪いーとかではないんだろうな。確実なのは今の家族がずっと続くことはないってことかもー子どもは大きくなるし、親は老いていくしね。2022/07/03

いくみ♪

8
キンドルアンリミテッド。えっ、これ最後どういう……。いやしかしこんな旦那いやだわ!!何があったって自分の家族が最優先じゃないの……。2023/01/15

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