内容説明
「元死刑囚」で「サイコパス」のボディーガードが、新たな任務に挑む!
江戸期に何度も大火に見舞われた東京では、明治維新を機にいくつもの「火伏塚」が建立され、町を大火災から護り続けてきた。しかし、2020年のオリンピックを控えて都内各所で建設・改築が進む中、火伏塚が次々と破壊されるという事件が起こる。相次ぐ火災や爆発事故の前に、警視庁は火伏塚修復の専門家を急ぎ海外から招聘し、山本はその警護にあたることになった……。怪異と暴力が交錯する異色の伝奇警察小説、好評の声にお応えして、第2弾がついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
78
伝奇&警察小説『ガーディアン』第二弾♪ 初っ端の掴みが本当に上手い。ワクワクゾクゾクする。そして、やっぱ、山本サイコー♪ 今回は伝奇色強めで、ちょっと苦手ジャンルだったけれど、迫力撒き散らしながらスピーディに展開してくので楽しかった。風間にも会えて嬉しい。カガリちゃんvs百目のサイバーバトルも面白かった。そろそろ畳んでいくのかなあ。山本と姫の最後までをキッチリと読ませて欲しい。風間もね!2020/08/07
★Masako★
65
★★★+ 前作「ガーディアン」が面白かったので、続編楽しみにしていた♪ 東京を大火災から護る為に築かれたいくつもの「火伏塚」。その火伏塚を壊し東京を破壊しようとする、焼き殺された者たちの怨念の集合体「赤猫」と眷属たち。元死刑囚でサイコパスの警察官・山本は、火伏塚を修復出来る能力を持つ少女の護衛をする事に。今回も面白かった! アクションシーン(特に銃撃戦)が大幅に増え、スピード感もアップ! 当麻警視正と共に闘った小林巡査が魅力的だったなあ。伝奇&警察小説が上手く融合されたこのシリーズ、次作も楽しみだ! 2019/01/21
はつばあば
43
ガーディアンの続きです。伝奇モノも警察モノも大好きですが残念ながら銃と言うものを知らない婆ですからちょっと本の選び方を間違えたようです。ですが江戸時代のキリシタン達がどんな惨い目にあったかと思うと、鬼ってなんでしょうね。人が鬼になってしまう・・そんな仕打ちを普通の人が、人間がしている・・今のイジメなんかも同じでしょう。鬼にならないよう、鬼に喰われないようにしたいものです。お盆に怨念ってと思いますが今夜は3年ぶりの大文字焼き。五山の送り火です。ご先祖様をお見送りさせてもらいましょう2022/08/16
あさうみ
43
妖魔だろうが人間だろうがさくさく殺していく山本がチートで最強です(笑)いや、OKですよ!もはや警察小説ではなく伝奇小説にベクトルが強いけど、面白いです。奈央にヤンデレというには振り切れた執着を向ける思いはどこへいくのか。姫の過去が気になる。2019/06/14
momi
33
邪悪はびこる東京で鬼が存在し… 現在は一応 警察官だがサイコパスの元死刑囚は、特殊事案部署に配属され怪異を引き寄せる特殊な体質を持っている者の監視と護衛を命じられる!! 生と死は隣り合わせ!危険な空気感がつきまといます! 悪意で目覚めてしまった「赤猫」炎で街を焼き尽くす!? ハラハラドキドキの戦闘シーン!今回も動きが激しいので退屈させずラストまで一気読み! 今後も楽しみなシリーズです♬2019/01/16
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