わたしからはじまる ~悲しみを物語るということ~

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わたしからはじまる ~悲しみを物語るということ~

  • 著者名:入江杏【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 小学館(2022/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093888554

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内容説明

わたしからはじまる魂の再生の物語。

読みながらいっしょに沈んでいく。
壊れそうになる。
最後に、極微の勁(つよ)い光に射ぬかれる。
――鷲田清一さん(哲学者)

繊細な、こわれものとしての「悲しみ」を、
粗略に扱わない社会のために、
静かに読まれるべき一冊
――平野啓一郎さん(小説家)

上智大学グリーフケア研究所非常勤講師として、
悲しみにある人々に寄り添う活動を続けている
著者の入江杏さんは、2000年に起きた
「世田谷事件」の被害者遺族です。

隣に住む、愛する妹家族を失った悲しみは、
6年もの間、語られることはありませんでした。
語りにひらかれたきっかけについて、まえがきにこうあります。

心ない報道、周囲からの偏見と差別、沈黙を強いる母への抵抗……
わたしは語りへと突き動かされ、無我夢中で心の断片を拾い集めました。
そのかけらから恥を洗い流してみると、そこには透き通った悲しみが顕れました。
――まえがきより

“被害者遺族はこうあるべき”といった世の中の「大きな物語」に抗い、
「わたしの物語」を取り戻し、魂の再生へと向かう軌跡の書です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ふむ2024/05/11

Mihoko

4
すごく悲しくて傷ついているのだな!と感じる本。少しでも癒されますようにと祈るしかできない。2023/04/25

ねこ

4
著者は未解決殺人事件の被害者遺族です。スティグマについてやグリーフケア、ご自身が主宰する「ミシュカの森」の活動、マスコミ報道や最近ではSNSでの発信についての思いなど、多岐にわたる内容で、一読しただけでは消化しきれないのが正直なところです。事件の第一発見者である亡くなったお母様への思いを書いたページに胸を打たれました。2023/01/15

江藤 はるは

3
閉ざされた森に落とした悲しみが、語りの風に運ばれてきた。2022/06/17

じーも@この度本屋さんとかを開きました

2
途中で断念。また読むときがくる…かもしれない。2023/05/12

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