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内容説明
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人生百年、心地よい台所で元気に生きよう!
生活道具の使い手として「スペースたかもり」を主宰、日本の伝統工芸を紹介してきた著者。
多忙な生活が一転、リフォームした台所で毎食料理したこの2年。
生活の中心は台所だと実感、台所のブラッシュアップにも力が入った!
改めて見直し、工夫。収納道具も、手放したり入れ替えたり。
本書には、著者の日常生活と、職人仕事が光る選りすぐりの品々が。
使ってこそわかる、23-30年ものの愛用品もあれば、最近発掘したものも。
・漆の汁椀、飯椀、折敷
・染め付けの皿
・山ぶどうのかご
・米研ぎざる、etc.
著者が世に紹介し続けた保存容器「野田琺瑯のホワイト・シリーズ」は、今も大活躍。
定番と新作、その揃えっぷり、使いっぷりも必見。
「高森さんがまた新しい野田琺瑯の使い方を提案してくれました」(野田琺瑯・野田善子さん)
家で過ごす時間が増え、生活をより充実させる「良きもの」をお探しの方、
著者と同年代の方、ご両親が著者世代で気になっている方、
そして、自分がどういう風に年を重ねていけばいいのかと不安に思っている方に。
欲しいもの、好きなものを追求して楽しむという、生き方のヒントをつかめる1冊です。
※この作品はカラーです。
(2022年 6月発行作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たっきー
9
著者は漆の器をメインにおくギャラリー「スペースたかもり」主宰者。80代になってリフォームしたキッチンの様子や普段使いしている器についての紹介。漆の器というとつい汁椀を想像してしまうけど、カップやカトラリーもいいなと思う。漆の器の口あたりの良さ、軽さという特徴が年齢を重ねるごとに優しく感じられそう。ちょっと背伸びして使ってみたい。2023/05/03
いっこ
3
70歳代半ばに台所をリフォーム、ただ「老いた身にちょうどいい」のではなく、自分らしいライフスタイルをできる限り続けたいという思いに基づている。好きな食器は金継ぎで修理しながら大事に使うことなどは共感できるが、漆器の普段使いはレベルが高い。ギャラリーも主宰し、長年漆器を愛してきた高森さんだからこそと思った。2022/12/20
あきこ
1
ふとランチに寄った店で漆器展をやっていた。待ち時間に見せてもらう。その展示の主が本書の著者である高森氏のギャラリー「スペースたかもり」関係者だったようで本書にも出てくるDMを頂けた。びっくりした、ずっと憧れて行きたかった「スペースたかもり」のDMだったからだ。そしてまたその気持ちを思い出して本書を手に取ってみた。なにも買わなかったけど、こんな出会いはない。高森氏の漆器へ思いが伝わってきた。次に出会えたらもっとじっくり見せてもらおうと思うのだった。2023/12/24
kaz
1
一般の人にとってその年齢に合ったものになっているとは言えないのだろうが、漆中心の生活道具はもちろん、85歳の方の生活スタイルとは思えない美しい暮らしぶりに驚かされる。図書館の内容紹介は『漆中心の生活道具ギャラリー「スペースたかもり」のオーナーが、今の年齢に合った暮らし方とリフォームした台所のこと、「スペースたかもり」が発信してきたものなどについて語る。データ:2022年5月現在』。 2023/04/22
みっくん
0
漆器をメインに扱うお店のオーナーさんのお話。疾呼のナイフフォークはいいなぁ。自分には合わない暮らし方だけれど、こんな暮らしもありなのねって思わせてくれます。2025/02/06
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