内容説明
大好評「ビジネスでたどる西洋音楽史」シリーズ第2弾は、中世から近現代に至る楽曲46曲に焦点を当て、時代の変遷と共に、名曲誕生の裏側に見える作曲家と、教会・王族・貴族・実業家・出版社など、作曲家を支えた個性豊かなパトロンたちの関係を探ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
88
前作の「歴代作曲家ギャラ比べ」が思いがけず面白かったので、二匹目のドジョウ掬いに挑戦。本書は「名曲とパトロン」。改めて、支援者の存在が音楽を支えてきた歴史を実感するだけに、そういう存在を失った現代社会が心配になる。私は、どうも、作曲家と女性パトロンの話題が気になる。スカルラッティとマリア・バルバラ、チャイコフスキーとメック夫人、フォーレとシンガー女史、スクリャービンとモロゾヴァ夫人、ラヴェルとイダ・ルビンシュタイン…。彼らの間に男女としての感情があったのかなどと妄想する自分が、ゲスな人間に思えて情けない。2022/07/31
ニョンブーチョッパー
10
★★★☆☆ 読みながら『歴代作曲家ギャラ比べ』の著者だったかと気づく。いろんな曲にそれぞれの背景があるのだなということは分かるけれど、あまりパトロンの話には興味がわかないなということにも気がついた。2023/07/10
Go Extreme
2
中世・ルネサンスの音楽: グレコリオ聖歌 ノートルダム・ミサ曲 皇帝の歌 バロックの音楽: オルフェオ 町人貴族 水上の音楽 ブランデンブルク協奏曲 古典派の音楽: 魔笛 レクイエム 交響曲第104・ロンドン 交響曲第5番・運命 ロマン派の音楽1: 冬の旅 ロメオとジュリエット 英雄ポロネーズ ニュルンベルクの「マイスタージンガー ロマン派の音楽2: 交響曲第9番・新生会より マノン・レスコハウスー フィンランディア 近現代の音楽: ボレロ 海 ラブソディ・イン・ブルー トゥランガリア交響曲2022/07/06
Decoy
1
第2弾も、期待以上! 切り口を少し変えて、むしろパワーアップ。文章も、エピソードの発掘・選択も、巧み。時代も中世から20世紀まで押さえて、音楽史の勉強としての有効度がさらに高くなった。パトロンなくして作品・作曲家なし(現代の成金たちも、芸術を支援すれば歴史に名を残せるかも…)。2022/06/24
kk@inpact
0
図書館にて読了。★★☆☆☆2025/01/05
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