内容説明
遊間悠一郎は中学三年の夏、NYで開催されたダンスバトル、世界最強を決めるB-BOYの祭典で世界一に登り詰めた。嵐のような祝福の中、彼は自らの才能のなさに打ちのめされていた。帰国した悠一郎は、父の死と母の転勤に伴う福岡への転居を機にダンスをやめた。県内有数の進学校で勉強に励む悠一郎は、学内のテストで一番を取り続ける日向あかりと巡り合う。その出会いが彼を再びダンスへ誘う……。ビートに乗せてダンスが炸裂する青春小説。熱く、疾く、クールに。電撃小説大賞受賞&元ストリートダンサーの著者が描く高校生ダンサーズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
中学三年の夏、世界最強を決めるダンスバトルで世界一に昇り詰めた遊間悠一郎。父の死に伴う福岡への転居を機にダンスを辞めた彼が、再びダンスへの情熱を取り戻してゆく青春小説。祝福の中でも自らの才能のなさに打ちのめされていたユウ。進学校で遅れを必死に勉強の取り戻していた彼が、優等生の日向あかりにダンスを教えることになった転機。ダンスを好きな者同士の信頼関係から広がってゆくユウの人間関係があって、いろいろな葛藤を抱えながらもそれを乗り越えて、ダンスに対する熱い想いを思い出してゆく展開にはぐっと来るものがありました。2022/08/01
なみ
15
主人公の悠一郎はダンスで世界一になるが──すべてチームメイトのおかげで、自分には才能がない、そう思い込み、高校では勉強に打ち込むようになる。才能の定義について考えさせられる、優しさと熱さが輝く青春ダンス小説。 本気でダンスに取り組んできたからこその、悠一郎の苦しい心情が伝わってきましたし、それでもダンスのことを忘れられない、諦めきれない部分も見えたときは嬉しかったです。 終盤はずっと鳥肌立ちっぱなしでした。こういうストレートな、青春っ!って感じのやつ、大好きです。 自習壁殴り失神メガネで吹き出しました。2022/07/09
色素薄い系
3
なかなか面白かった。ただダンスに関しての知識がほとんど無くてなんとなくこんな感じの技かな?みたいにしかイメージ出来なくて申し訳なかった。でもそこがあまり分からなくても「夢中になれる何かに出会えている人は格好いい(性別問わず)」という部分はよく伝わってきたのでまだ出て来ていない元メンバーと新メンバーが今後どうなるか気になる。続きが出るならぜひ読みたい。2022/07/04
_haru_
0
とても良かった。 ストリートダンスの知識がなくとも、作者の熱意が直に伝わり、かなり楽しめる作品で素晴らしかった。 全体を通して、かなり感情移入をし、泣くことも多かった。内容もバランスが良く、恋愛要素も程よくありながら、基本的には努力や才能がテーマとなっており、良い塩梅で気持ち良く読めた。主要人物それぞれの思考がしっかりとしており、それぞれの言い分もわかる中、歩み寄っていく様が良かった。最後の各人物の心理描写と、締め方が好き。2026/03/17
Y
0
★★★★☆2023/06/07
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