子どもの逆境に負けない力「レジリエンス」を育てる本

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子どもの逆境に負けない力「レジリエンス」を育てる本

  • ISBN:9784865138580

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内容説明

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誰もが子どもたちには「幸せに生きてほしい」と願っています。しかし、実際の人生は一筋縄ではいかず、日々の困難や失敗をすべて避けることは難しいものです。また、困難や失敗を恐れずに乗り越えた先に成長があり、充実した人生につながります。
「レジリエンス=逆境や困難に負けない力」と聞くと、折れない心や強くタフな心と思われがちですが、つらい経験をして落ち込んでも、気持ちを立て直せる「しなやかさ」こそがレジリエンスです。私たちは皆「レジリエンスの種」を持っており、本書で紹介するレジリエンス・トレーニングの知識と経験を積み重ねることで、大きく育てていくことができます。それにより、日々の小さなトラブルをしなやかに切り抜け、万が一重大な危機に陥ったときにも、どん底から這い上がって成長できる可能性が高まります。
本書は、子どもたちと一緒に取り組めるワークを豊富に収載。大人自身も楽しみながら、レジリエンスを身につけていくことができます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小木ハム

9
「子どもの」とあるけど大人も参考になる。レジリエンスとは逆境や困難、挫折を味わってもそこから復帰する力のこと。折れない心ではなく『立ち直れるしなやかな心』鉄の強さではなくゴムのような強さ。レジリエンスを高める第一歩は自分の感情とうまく付き合っていくこと。それには自分の心を俯瞰する目が必要、、つまり瞑想は効果が高い。注意すべきなのはネガティブ感情を排除して無理やりポジティブ感情に持っていかないこと。ネガティブな事もある「けれど」こんなポジティブな側面もあるよね、といった思考の柔軟性、視野を広げることが大切。2023/03/30

ぐみ

2
レジリエンスという自身の中の可能性について、大人も子供も自覚すべき。と思う。チェックリストを使って測ってみたら、他者援助•自己効力感・ポジティブ感情・自己肯定感の四つの柱のうち自己肯定感が相対的に低いことが認識できた。自分の強みや弱みに自覚的になり、否定せず受け止めて育てることが大切。決して壊れないステンレスではなく、傷つきつつ再生可能なペットボトルのような強さがレジリエンス。2022/10/09

1
私はとても心が折れやすく、立ち直るのがなかなか難しいタイプなのだけど、子どもにはどうか幼い頃から、「立ち向かう力」「立ち直る力」「しなやかさ」を意識して身につける訓練をしてほしいなと思い、ざっと読む。 自分の思考の癖が子に影響を与えすぎないように、なるべくポジティブに、わざとふるまうくらいでいいのかもしれない。2025/08/07

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