女性の覚悟

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女性の覚悟

  • 著者名:坂東眞理子
  • 価格 ¥1,349(本体¥1,227)
  • 主婦の友社(書籍)(2022/06発売)
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  • ISBN:9784074518890

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内容説明

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「品格・たしなみ」の次のキーワード「生きる覚悟」を書下し。
50代以降は「おひとよし、生涯労働、無形資産」で人生が充実。

「品格・たしなみ」の次のキーワード「生きる覚悟」を書下し。50代以降は「おひとよし、生涯労働、無形資産」で人生が充実。

「品格」「たしなみ」の次に、今必要なのは「生きる覚悟」。

「人生こんなはずではなかった」「自分ばかりが損をしている」
「家事は私ばかり、疲れた」
「100年時代といわれてもまだ数十年ある。この先の老後が不安」
といった悩みを抱える40-60代に
坂東眞理子さんが新しいメッセージを書き下ろしました。

330万部を超えた『女性の品格』、高齢期の生き方『70歳のたしなみ』の次は
老後が長くなった世情不安な時代をどうやって生き抜くか、
その術と生きる覚悟を提案し、不安を抱える人に寄り添います。

75歳の今なお現役で働き続ける坂東さん。
彼女が`78年に処女作『女性の挑戦』(主婦の友社刊)で
女性の権利や立場について執筆してから40年以上経ちましたが、
いまだに介護や家事、育児に、女性が多くの自分の時間を提供しています。

また、男女同権、多様性が尊ばれる現代でも、
実際は非正規雇用やキャリアを積めない女性も多く、
公的年金額の低さから老後資金に不安を覚えるのも女性が多いのです。

第一部では、この40年間の日本女性の考え方やキャリア形成の変遷を、
坂東さんの実体験もふまえて考察します。
過去を振り返り日本の女性がどう変化して来たのかを知ることは、
新しい生き方を探すうえで大きな力になります。

「新しい時代」を生き抜くには、世の中にどんなことが起こっても
最終的に自分でなんとかする、という強い覚悟がまさに求められます。
第二部では、そんな「新しい時代」を生き抜く具体的なヒントを提案します。

「自分の強みをみつける」「足るを知るな」「気を使うより頭を使う」
「人は断捨離しない」「やせがまんの美学」「50代からの資産」
「情報リテラシー」「貯めるより生涯働く覚悟」
「自分から損できる人」「転職の心得」など、
坂東さんの言葉は発想の転換を促し、
残りの人生を強く生き抜くお守りとなるはずです。

坂東さんは「50代、60代はまだまだ若い。可能性はいくらでもある。
社会や他人から与えられる、守ってもらうことはあてにしないで、
自分で自分の人生に責任をもって生きていこう」とエールを送っています。
読後、一歩前に踏み出す勇気をもらえることを祈っています。


坂東 眞理子(バンドウマリコ):昭和女子大学総長・理事長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業後、総理府入省。95年埼玉県副知事。98年オーストラリア・ブリスベン総領事。2001年内閣府初代男女共同参画局長を務め03年に退官。04年昭和女子大学教授、同大学女性文化研究所長。07年に同大学学長、14年理事長、16年から現職。著書に300万部を超えるベストセラーの『女性の品格』の他『70歳のたしなみ』『幸せな人生のつくり方』他多数。20代から仕事と執筆を精力的につづけながら、同時に出産、子育て、転職、親の介護、孫の育児手伝いなども経験。趣味は読書、短歌。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずぼう

30
文体から、著書のエネルギーを感じる。共感箇所多数。「男性は会社では権力をふるえる立場にいる人ほど、自分一人では自信が無くて、組織にしがみつく。女性は肩書きは無くとも、多様な人間関係や何かの繋がりから会社を離れても通用する」、以前ここのレビューで、引きこもりを選んだのは自分自身と書いたら、それは社会がそうさせたのだ!というコメントを頂いたが、私の考えに近いものが巻末にあった「社会(政府)が何とかするべきだ」などと他人に期待するのではなく、自分の人生の責任者は自分なのだ!と覚悟しましょう!とある。同感です2023/01/07

スリカータ

21
背筋が伸びるような激励の書。昭和女子大の学生に対してもこのような祝辞をされていたのでしょう。主に50代女性への応援ですが、全ての世代の女性、いや男性が読んでも為になると思います。激動する日本の最先端で子育てをしながら、海外赴任など重職を背負い道を切り拓いて来られたからこそ重みのある言葉。飽くまで前向き。人生まだまだこれからだと思わせてくれる本でした。文字が大きめで読みやすいところも老眼世代には嬉しい配慮です。2022/08/10

てん

17
著者はこれまで「女性の品格」をはじめとして女性へのメッセージを送り出してきた。この本は主に人生半ばとなってきた50代の女性に向けたもの。就職して働き続けたとしてこれから定年を迎え、また家庭にいたとしてもその先をどのように生きるか。それには覚悟が必要と説く。普通にイメージする言葉としての覚悟よりは少し優しい意味だと思う。この本が主婦の友社から発行されているのも意味があるかもしれない。2023/05/05

ぷく

7
懸賞に当たり頂いた本。定年まであと少し、去年人生が変わったので、急にそう言えば人生100年時代だったと『これから』に不安を覚えるようになりました。第二部は50代の方なら男女問わず共感があると思います。人生後半期は「覚悟」する事ばかり。そういうものなんだと思って生きていこう、 漠然としていた不安がはっきりして来ました。迷っていますが定年は延長しようと思います。2023/10/05

しおこ

6
かっけぇ!!!!!50歳前後の女性に向けた本と知らずに借りてとりあえず読んでみたけど20代でも確かに確かにと思うところはたくさんあったし上司にも母親にも読んでもらいたいと思うところもあった。他人の好意を当てにせず、他人にしがみつかず自分で生きる。自己否定は甘えです。強い言葉が多めでガツンと来た😂2022/10/19

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