内容説明
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本書は、「ひきこもり」の当事者活動へのフィールドワークを通して、「ひきこもり」を社会学的に考えると同時に、かつて「ひきこもり」を経験した著者自身の自己をも探求していく試みである。本書において著者は、自身の問題経験を出発点にした自分史と、フィールドワークで出会った人々との対話を通して、読者に対して「ひきこもり」についての新たな視角を提示しようとしている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たろーたん
4
覚書。勉強になったのは「ひきこもり小史」と「方法としての自分史」のところ。「ひきこもり小史」。ひきこもりという言葉は、1980年代から90年代にかけて不登校の文脈において用いられ、精神医療における問題として立ち上がっていき、次第に不登校の文脈から分化して社会問題となっていく。ひきこもりを有名にしたのが2000年前後に刑事事件であり、そこからひきこもり=犯罪リスクという見方が広がり、それを解決するための民間支援機関や家族会が各地に設置され、行政も動き出す。(続)2022/11/14
ねこぽん
1
ひきこもりの当事者研究者である著者。やはり自伝(自分史)が貴重だと思いました。ひきこもりの正しい理解に通じる議論も豊富です。ただ、本書は出だしの数十ページが難解で読み辛いので、すこし飛ばして第II部(第3章)から読み始めるのもありです。2026/05/13
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