内容説明
中国の歴史と文化に造詣の深い作家が、論語、詩経、孟子、老子、易経、韓非子などから人生の指針となる名言名句を選び抜き、平明な文章で詳細な解説をほどこした教養と実用の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
35
積読本どころか21年の発掘本。古典のフレーズを引用して、管理職以上の各シーンでヒントになる諫言コラム集。「論語」はもちろん「三国志」や「孫子」などのメジャー どころから、「新語」などの馴染みのない漢籍の中からもセレクト。 バブルの名残を強く感じ、本書の選択肢は、拝金以上に渇金の不況の中では生き辛いかも。やっと景気が上向いてきてからは活きてくるか。とにかく人は経済。 購入時に本書を読んでいれば出世していたかはともかく、仕事に限らず、わかりやすくセレディピティに富んだ”啓発本”(ふだんは忌避するジャンル)。2017/10/07
蛇の婿
16
読みながら色々と思うところがあり、心中かなり複雑です。とりあえず現在やっている仕事がかなりキツイと感じている身であれば余計にwうーんまだ新システムが導入されて1ヶ月、ここで判断するのは早いかww//中身はいろいろ非常に面白いと思います。一件だけ、中ほどで、この作者さんが、日本は明治以降になってからヨーロッパばかりに眼が行き中国にあまり目を向けなくなった、というようなことを書かれてありますが、ちょっと違うかなーと。脱亜入欧論は第2次大戦の少し前からでしょう。日中戦争でがっかりする前までは日本はちゃんと2014/06/29
とみやん📖
12
先日読み終えた『史記の風景』よりも平易で分かり易かった。組織人として思い悩むことがあり、大いに励まされ、指針となった。とても含蓄のある言葉ばかりなので今後も座右の書としたい。2020/03/28
Tomoichi
11
長い物語の後に読む宮城谷さんのエッセイはほとんど一気読み。どれも面白くまた読み直したくなる一冊。2017/11/17
Tanaka9999
10
1996年第1冊、文藝春秋の文春文庫。5章53編。中国の古典で参考になる文をとりあげて解説を加えるスタイル。しかしはっきりビジネスマン向けと銘打ってしまうとなんかいやらしくなってしまう。この一世代前の作家たちは個人的なエッセーみたいな形で書いてたと思うのだが。この時代はこの手のビジネス書が多く出てた気がするので、時代ですかね。2022/06/29
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