内容説明
直木賞作家の名篇!
中国古代ロマンの香気――。
胸のすく逆転劇の表題作をはじめ、名帝舜の青春や百里奚の激情を描く、全4篇の傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yuui
12
いきなり俺の名前出てきた😳 戦いの描写がいまいちでちょっと臨場感に欠けたけどキングダムみたいで面白かったです! 登場人物がややこしすぎたけど🤭出来れば全部ふりがなふって欲しかった🙈💦 個人的には買われた宰相が1番好きでした🤗2023/08/16
Mzo
11
宮城谷氏の初期の短編集。先日読んだ管仲が2作に出てくるけれど、人物像が違って見えて面白い。このあたりの描き分けを楽しめるのが、歴史小説のよさの一つですね。『買われた宰相』は秦の百里奚の話ですが、こちらが情治で、斉の管仲が法治なのも、興味深い。戦国時代の両国とは逆の印象でした。2025/11/05
すいそ・はいどろ
5
一度読んでみたいと思っていた宮城谷先生。大作を読みきる自信がなく短編に手を出してみました。自らの漢籍への知識、教養の薄さに絶望的になるが、古代中国の人々や国々が生き生きと動き回る様はなかなかに楽しい。満喫しました。2022/06/29
smatsu
2
春秋以前の時代を舞台とする四つの短編より成る。「侠骨記」は魯と斉の争いの話。管仲や曹劌がどのように立ち回ったかみたいな群像劇になっている。「布衣の人」は古代の伝説の五帝の一人である舜の話。「甘棠の人」は太公望の策略に乗って周に味方する召公の話。「買われた宰相」は諸国をめぐって名を成そうとする百里奚の話。百里奚は楚で奴隷にまで身を落とすが、数奇な運命により五穀をもって秦公に買われ、宰相となって名を残すことになる。全体に渋目の話で、中国史が相当好きじゃないと辛いかもしれない2024/12/15
モビエイト
2
短編集。 宮城谷さんの初期の小説との事ですが、読みやすく、主人公に投影出来、読後の清々し感があります。 古代中国も人の拠り所は現在と同じだなぁという気持ちになりました。2022/08/22




