内容説明
西尾維新が、言葉の持つ無限の可能性に挑んだ意欲作!
リポグラム[英lipogram](名詞)
特定の語、または特定の文字を使わないという制約のもとに書かれた作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
23
よっみにくい(笑)面白い企画の本ですが読みにくい、飽きる(笑)でもさすが西尾さんでした。最後のお話の舞台、善行がポイント化される世界は面白いなぁと思いました✨2023/08/11
hnzwd
13
使える文字に制限を付けながら同じテーマを繰り返し。西尾維新の言葉遊び本。50文字中16文字を禁止してもきっちり西尾維新なのはなあ。。『残像に〜』もそうですが、こういうのも本の面白さかなー2025/03/07
こばゆみ
13
特定の文字を使ってはいけないという制約(リポグラム)の元書かれたお話が3パターン。それぞれのパターン毎に制約なしで書かれた通常バージョンと、リポグラムバージョンが複数収録されていて、その違いを楽しめた(^^) 使ってはいけない文字の数がとにかく多いので、突然関西弁になったり古典文学ぽくなったり、端々に作者の奮闘具合が窺えて面白かった!2022/07/23
にぃと
12
講談社ノベルス版登録済み。 一昔前の萌え4コマみたいなタイトルだが、中身は意欲作飛び越して実験作品みたいなもので、読む方も大変。リポグラム、というルールに則って書かれてるけど、同じ内容が5話続くので、楽しめるかどうかは相当人を選ぶと思う。正直これが文庫化するとは思ってなかったのですごく意外だった。文庫版には書き下ろし掌編があるが、講談社ノベルス版はイラストレーター、マンガ家さんの扉絵、そして後書きがある。この辺はお好みで、という感じ?2022/09/24
bluemint
11
言葉遊びの実験なら同人誌でやってくれ。金と時間を読者に強いるのはやめてくれ。2023/12/16