天国への電話

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天国への電話

  • ISBN:9784152101433

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内容説明

イタリア人作家が、東日本大震災の喪失の傷から立ち直る人々を描く感動作! もうこの世にいない大切な人と心が通じ合えるという「風の電話」。東日本大震災で母と娘を失ったゆいは、最愛の人に話しかけるため電話ボックスを訪れるが言葉が見つからない。そこで、妻を亡くした男性と出会い、親交を深めていくが――。希望と奇跡の感動作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yuki

7
イタリアの人が描く日本の3.11の物語。「生きることは苦しい。時と共に数えきれないほどのひび割れや弱い部分ができていく。」その再生のためには「語る」ことの大切さを気づかせてくれます。2023/07/29

フランソワーズ

7
「風の電話は、受け取った声をただ一人の耳に伝え導くのではなく、声を空に拡散させる使命を帯びているのだ」。3.11で母娘を亡くしたゆいが、同じく妻を失った毅と、風の電話のあるベルガーディアで、新しい人生を紡いでゆく物語。訳者いわく、「喪失と回復」「心に受けた傷の治癒」というテーマを基に、登場人物たちそれぞれの苦悩、葛藤、再生が、文字通り”風の音に耳を傾けているような”文章で綴られています。→2022/07/18

どら猫さとっち

4
岩手県に実在する「風の電話」。それから着想を得て、創作した喪失と再生の物語。東日本大震災後に話題になった風の電話を、イタリア人の作家が描いた。ラジオのパーソナリティを務めるゆいは、その存在を知り、実際に行ってみる。そしてその電話で思い起こす、愛情と喪失、すれ違い。悲しみと苦しみを癒やし、再生に向かうものは何か。すべての大切な存在を喪った人たちに贈る、ささやかな感動の物語。2023/03/03

色素薄い系

4
これ翻訳のせいなのか分からないけどめちゃくちゃ読みにくかったです。文章もぶつ切りだし、同じ段落内で視点がいつの間にか変わっててゆいだったのが別の人、別の人だったのが毅とかが頻発して何が言いたいのかよく分からなくて全然内容が頭に入らなかった…2022/07/11

*八朔ナッツ*

2
震災で津波に遭った大槌町に実在する、風の電話にまつわるストーリー。母と娘を失ったゆいと、妻を失った毅。正直、イタリア人作家さんの作る日本のお話のためか、日本語訳のためか、何より私自身の読解力が乏しく読み進めるのに時間がかかったけれど、こうして日本以外の方が東日本大震災に思いを寄せて、それを海外でも小説として広めようとされたことに頭が下がる思い。綺麗な装丁にも魅せられました。2022/10/15

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