Moonshot(ムーンショット)~ファイザー 不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕~

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Moonshot(ムーンショット)~ファイザー 不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕~

  • 著者名:アルバート・ブーラ【著】/柴田さとみ【訳】
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • 光文社(2022/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334962562

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内容説明

新型コロナワクチン開発の舞台裏を、ファイザー会長兼CEOが自ら語る。著者のビジョンあるリーダーシップのもと、ファイザーの科学者たちとパートナーのビオンテック社が共闘した2020年の濃密な9か月間。それは、彼らが安全で有効な新型コロナワクチンの開発、治験、製造という従来であれば何年もかかるプロセスをわずか9か月で達成し、「不可能を可能にする」までの物語だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙新潮部

77
ファイザーは新型コロナワクチンを開発スタートから9ヶ月で全世界に提供しました。これはまさに驚異的なスピードです。1日でも早い開発が大きなビジネスチャンスだったからでしょうか。いえ「時は金なり」ではなく彼ら、彼女らは「時は命なり」を合言葉であり得ないスピードを成し遂げたのです。政府の課した合格ラインは有効率50%以上です。そして結果は95%。人類史上初のmRNA技術の勝利でもあります。この記録は科学史上に永遠に刻まれるでしょう。2022/07/31

tetsubun1000mg

11
ファイザー・ビオンテック社はコロナワクチンを開発、世界中に提供して一躍英雄のように称賛される会社になってしまいました。 今までの技術ではワクチン開発と実用化に8年は掛かるというと言われていたのに9カ月で接種できるようになったのかが良く分かった。 ファイザー社はペニシリンを開発した歴史ある会社だが、薬剤会社全体が非加熱製剤でのHIV感染などの薬害や、利益最優先の歴史もあったのだが一気に逆転する「ムーンショット」になったようだ。 ⅿRNAやイスラエルでなぜ先行して接種が進んだか詳しく記されており参考になった。2022/08/22

nobu23

7
コロナワクチンを開発したファイザーの舞台裏を描いたもの。ワクチン自体の開発はもちろんのこと、生産設備など最短で届けるための様々な作戦が練られていたことが分かった。加えてワクチン自体の販売のための政治的な駆け引きなども多く面白い。2022/12/22

ふくみみ

7
自分にとっては身近なパンデミックの体験は初めてでニュースを聞いた時、思ったより早いと感じた。前人未踏のワクチン開発がどのようなバックボーンと決断を経て成し遂げられたのか興味深かった。なぜmRNAか、輸送のメカニズムもなるほどと思った。 ただ、オリンピックへのワクチン提供については当時国内で大流行していたが打てない人がいる中で接触距離が近いから優先的に配布することが人類がコロナに勝ったことにはならないと感じるし、ブースター接種の必要性をイスラエルの例を待たず想定できなかったのだろうかという点はモヤっとした。2022/09/24

DEE

5
今となってはファイザー製ワクチンは当たり前の存在となったけど、ここまでの道のりは奇跡とウルトラCの連続。通常5年掛かるものを4年でというレベルではなく、4ヶ月で達成しろというくらいの困難さ。でもそれを開発し、さらには全世界に公平に広めた功績はとても大きい。身内を褒めまくるのはあちらの人の特性なのでアレだけど、熱い物語である。2023/02/19

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