内容説明
本草学者の泰山が、木天蓼を抱えて竜晴を訪れる。天日干ししたいが、家に猫がいるため小烏神社の縁側を借りたいという。快諾した竜晴だったが、その匂いに誘われるかのように、猫にまつわる相談事が舞い込む。かつて猫を斬った名刀を検めて欲しいというのだ。さらに江戸の墓を荒らしているものがいるとの噂が耳に入り......。人気シリーズ第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
54
猫が登場したので小烏神社の妖仲間に加わるかと思ったけど…。『春の夜の夢の如く』で篠ファンになった身としてはこのシリーズが平家の物語と並行して進んで行くのが嬉しい。2022/06/21
ちゃいろ子
31
猫です!表紙からして猫!!とテンションあがり。 猫三昧な1冊でした。 篠さんの小説には和歌がふんだんに使われている。何かを話していて、それに関連する和歌をすっと口ずさめるって憧れ、、素敵だ。 和歌だけではなく、歴史や謂れをすっと語れる人も憧れ。 竜晴もそんな人。 そして、強い。淡々と強い。かっこいい。 付喪神のおいち←猫、も可愛いが、私は泰山先生にご飯を貰っている12匹の猫たちが心に残っている。十二支からつけられた名を持つ 仁義と心意気ある愛すべき野良猫たち、、、忘れない。 2024/06/02
月夜
5
シリーズ5。長編疲れの合間にサクッと読了。子猫「おいち」の可愛さににんまり。神社内もしだいに賑やかに。妖「火車」登場。一言は妄執祓い。小烏丸の記憶…呼び覚ますきっかけは?2023/05/29
ころみ
3
うまれたての付喪神、おいっちゃんのお話。おいちのかわゆさにメロメロになる登場人物と私。 おいちのご主人様になるのが意外な人物だった。所有者=主人だと思っていたわ。 伊勢様が戦う場面にアサマくんが駆けつけてこなかったのが不満w2022/07/24
きよみオレンジ
2
猫のおいち(付喪神)可愛すぎる。あの話し方のままでいて欲しかった。猫達が火車に食べられてしまい、無念だ・・じゃねーよと思ってしまった。「神は妄執を嫌う」そうだ。神様嫌いな事が多い。2023/04/12
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