内容説明
コロナ渦で一変した京都の街に賑わいが戻り始めているという。
京都が以前とおなじ「喧騒」に満ちるのも時間の問題かもしれない。
ならば、「しずかな京都」に出会える癒やしの大人旅を提案しよう。
生粋の京都人の著者がこっそり伝授する、
地元の人しか知らない名所、行事や文化、美食の店をご堪能あれ。
【はじめにより抜粋】
京都が本来の姿を見せる場所や時間、物語をご紹介しましょう。
春秋のトップシーズンを除けば、心静かに京都の街を愉しめるはずです。
その代わり、と言ってはなんですが、いわゆる〈映え〉は期待しないでください。
今話題の、とか、今人気の、や、予約困難とか行列必至といった冠詞が付くような、
SNSで自慢するようなスポットとは無縁のものばかりですから。
化粧を落とした素顔の、とでも言えばいいでしょうか。
よそいきではなく、普段着の京都はこんな感じですよ。と言いたくて書き連ねてみました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
105
行きたい所もあったし、「ずらし旅」とか参考になるものもあったけど、時々上から目線的なものを感じて、読んでてあんまり楽しくなかった。柏井壽さんのこの手の本は沢山読んだし、そろそろ卒業しようかな🥲2023/04/17
くろにゃんこ
42
コロナ禍に京都デビューした私はしずかな京都しか知らない。ここに書かれているような騒音に満ちた京都には戻らないでほしいです。鴨川沿いをずんずん歩くのが好き。水の流れと見える山々・・・心地よい京都です♪2022/10/23
シフォン
40
京都には人知れずしずけさのあるスポットが数多くあると思われるが、本や雑誌で取り上げられるともはやしずけさとは遠い世界になってしまいますね。上賀茂のおいなりさん「二葉姫稲荷神社」訪れてみたい。手水舎の発祥が疫病予防だったとは知らなかった。この本とは関係ないけれど、秋に訪れた聖護院(特別拝観)、東福寺の近くにある龍吟庵、光明院は、庭をながめながら瞑想していたいような素敵な場所、今回訪れた神護寺、西明寺、高山寺は市街の喧騒から離れたわびさびの場所。また訪れたい。2024/03/20
moonlight
31
この秋、京都に行きたくて半年くらい前から宿をおさえてあるけど、いろんな人に“今は混んでるからやめた方が…”と言われる😒なるべく混雑を避けるために参考になるのでは、と手に取った。基本的には時間や場所をずらすこと。撮影不可の寺院もおすすめ、ということはインスタでよく見る所を避けるといいかも。2025/09/09
ひさか
30
2022年6月SB新書刊。おひとりからのひみつの京都の続編のような京都案内。前作と同様なノリの案内だが、こちらはもっとピンポイントな案内になっている。これで京都を訪れると、何回も何回も訪れないといけなくなりますが、そこが味噌なわけです。2022/09/25
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