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内容説明
『ミニヤコンカ奇跡の生還』その後。
両手指両足を失いながら、再起を目指し闘い抜いた500日。
そして山への希望とともに生きた40年の歩み。
ミニヤコンカでの生還から奇跡的な生還を果たすが、両手指のほとんど、両脚の膝下を失った松田宏也。
登山者として、社会人として再起を果たした記録。
■内容
1.僕は帰ってきた
2.ベッドの中で
3.こんなに元気になったよ
4.また足を切る
5.僕は歩けた
6.リハビリの仲間たち
7.車椅子よさようなら
8.母との生活
9.サラリーマンに戻る日
10.再び山へ
11.答礼の旅
12.その後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ
54
山野井夫婦の記録と同様の感覚で読了。ミニヤコンカ遭難より40年、言い方は悪いがその後 功成り名を遂げた稀有な方の人生記。遭難より40年を経て、加筆の元にヤマケイより刊行。本人が持つ身体能力・精神力は然る事乍ら 強運を背に負っていると思った。1ミリほど齧った私の山行経験でも、仲間が数人あの世に上っている。まして松田さんほどの山行歴なら、数数多の人々がそうだろう。自分の加齢が進み、ニュースで見る「高齢登山者」の救助内容が酷く気になってきた。山は道楽ではできない、まして「行きたい山」でチョイスする事の驕りは。。2023/01/03
ひでお
9
ミニヤコンカでの遭難した著者がリハビリ、社会復帰から再び山と向き合うまでの自伝です。壮絶なミニヤコンカ登山については別の本になりますが、そのあとのリハビリからの再起までは、著者の強い意志と、そしてなにより山への愛着が強く伝わります。少し前にNHKの番組でヒマラヤを歩いている著者が移っているシーンを見ましたが、義足であるとはとても思えず、その努力に頭が下がる思いでした。2022/11/28
Go Extreme
2
僕は帰ってきた ベッドの中で こんなに元気になったよ また足を切る 僕は歩けた リハビリの仲間たち 車椅子よさようなら 母との生活 サラリーマンに戻る日 再び山へ 答礼の旅 山への希望とともに: 普通の生活のスタート台へ 再び山へ向かう 丹沢での出会い 丹沢から八ヶ岳へ 40歳、夢の8000メートル峰挑戦 仕事に専念しながらも山は忘れない 定年を迎えてからの山 義足の山旅300キロ 山の遭難は自分にはありえないという自身→過信が人生を狂わせた ミニヤコンカ遭難から40年 希望さえ失わなければ何とかなる2022/07/17
a.i
1
★★★★2024/07/06