チャーリー・ワッツ論――ドラマーを憐れむ歌 ザ・ローリング・ストーンズのリズムの秘密を探る

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チャーリー・ワッツ論――ドラマーを憐れむ歌 ザ・ローリング・ストーンズのリズムの秘密を探る

  • ISBN:9784866471617

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内容説明

待望のチャーリー・ワッツ論。
ザ・ローリング・ストーンズを半世紀以上にわたって支えたドラマーに焦点を当てた初の書籍。
原著刊行後、チャーリー本人が著者に感謝の電話をかけたというエピソードも!
なぜチャーリー・ワッツは重要か? 彼こそ史上最強のロック・バンドの史上最強のドラマーだからだ!


チャーリーのすごさとは?
ドラマーでもある著者がその美学と技術を徹底解説。
チャーリーのプレイを、ミルト・ターナー、フィリー・ジョー・ジョーンズ、フレッド・ビロウ、D・J・フォンタナ等、
R&B、ジャズ、ブルース、そしてロックンロール史の名ドラマーの系譜に位置づけ分析。
いかにその独特のロックンロール・ドラムのスタイルを確立したのかを解き明かす、
まさしくドラマーに「共感(sympathy)」する一冊。

全ロックファン必読。
なぜストーンズがロックンロール・バンドの頂点なのかの理由がここにある。

<目次>
ミック、キース、そしてチャーリーがストーンズである。/ Ladies and Gentlemen, The Rolling Stones
1章 チャーリーの愛したジャズ・ドラマーたち、そしてロックンロールとは何か? / All That Jazz
2章 ロックンロール黎明期のドラマーたち / The Devils Music
3章 ジャズ・ドラマーからロックンロール・ドラマーになるには? / Not Fade Away
4章 ストーンズにジャズを見つける! / Charlies Good Tonight
5章 ロックンロールの世界で最もスィングするドラマー / Rip This Joint
6章「達人の技」と「単純さ」は相反しない──マディ・ウォーターズとマイルス・テイヴィス / The “V” Word
7章 ドラマーのタイム感、時間の伸縮について / The Harder They Come
8章 ディスコとパンクに打ち勝ったドラマー / Respectable
9章 80年代のチャーリー──予期せぬ傑作 《刺青の男》 への貢献 / Hang Fire
10章 俺のドラマーはどこだ事件──素晴らしいソロ・アルバムを作った唯一のストーン / Wheres My Drummer?
11章 ドラッグを克服するには?──チャーリー・ワッツと彼のストーンズへ / Bridges to Nowhere
12章 今宵ブルースを──ドラマーを憐れむ歌 / Blues in the Night
あとがき チャーリー・ワッツのいない世界
謝辞
日本の読者へ
主な参考文献
訳者あとがき
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

57
☆20。あははは・・・。英語原文だとF××kとかS××tとか連発しているんだろうな。ど下品な表現がやたら出てくるぞ。でもローリングストーンズ、及びそのルーツのブルース、ロックンロールを語ろうとするとそうなってしまうのは当然だろう。加えて著者が「ポルノ雑誌業界についての歴史書」を書いているくらいだがら・・・(どんなんだろう?読んでみたい!)。とはいえ、それを差し引いて読むと、ブルース、ロックンロール、そしてローリングストーンズ(特にチャーリー!)への愛に満ち満ちた文に引き込まれること必定!2022/08/04

tyfk

2
「彼(=チャーリー・ワッツ )がアール・フィリップス、フレッド・ビロウ、チコ・ハミルトンを研究したように、私(=マイク・エディスン)も彼のことを研究した」2023/04/09

ひでまろ

0
★★2023/01/31

金北山の麓で育って

0
【ストーンズファン限定でしょ】評論家風情せずあくまでもミュージシャンの触覚感覚を信じて書き散らし承知で書ききった類を見ないストーンズ本。ファンの片割れの私にすると指摘されるチャーリーがジャズドラマー上がりだとか的確なドラミングとか理解出来ていない、ジャズ聴かない楽器全く弾けないしょうがないチャイナシンバル調べて読みました、悔しい。著者も私のような中年のファンに多い「..ならず者」が一番好きらしく筆の熱っぽさが他と違うような気がした。悪口もよく読むとあぁ本当はみんなキチンと聴いてて大好きなのが解ってくる。2022/11/20

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