内容説明
時代を揺るがした巷説を徹底解明
いまを生きるための情報リテラシー
フェイクニュースはなぜ生まれ、人はなぜそれを信じるのか?
史実と虚実を読み合わせると、真実が見えてくる。
近現代史の裏で湧き起こった数多の陰謀論を読み解き、歴史の深部へと迫っていきます。定番の陰謀論からマニアックな陰謀論まで、各時代の世界情勢をふまえ、図や表、イラストなどを使用して、わかりやすく解説していきます。
《構成》
■第1章 1900~1945年 帝国主義の時代
■第2章 1946~1978年 冷戦~デタントの時代
■第3章 1979~2000年 共産圏崩壊の時代
■第4章 2001~現代 大変革の時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐倉
12
日露戦争にユダヤ資本が関わっていた、日本統治下の韓国で竜脈を寸断する工作を行っていた、太平洋戦争は米国の自作自演、ケネディ暗殺に真犯人がいる、アポロ11号は月に行っていない……と定番の陰謀論を近現代の政治史に沿って淡々と解説する。陰謀論というのは社会に現れた新たな事物や他者など、一見して不可解な部分を標的に囁かれるものであり、その時の歴史と不可分だと思う。だが、エンタメとして享受する際には、歴史の流れとも言うべき部分はあまりクローズアップされない。この解説の仕方は陰謀論を冷静にみる上で有効かもしれない。2023/05/25
ドラマチックガス
11
と学会のようにネタ化するのでもなく、歴史修正や陰謀論に怒りの声をあげるわけでもなく、淡々と歴史的事実を提示し、存在する陰謀論をあげ、そのおかしさを指摘していく。この手の本としては非常に硬派。しかも「はじめに」や「おわりに」などがなく、編集意図等すら示さない。非常に勉強になったし、面白かった。途中に挟まれるコラム「真実だった陰謀論」も秀逸。ひとつ残念なのは、参考文献、根拠資料が説明の中では示されていないため、事実確認がむずかしいこと。2024/06/01
社愁
1
1900年〜現代にいたるまでに発生した数々の歴史的事件に囁かれた陰謀論を客観的に解説する一冊。陰謀論が生まれるに至る当時の大衆心理を分析し、その信憑性を解く形式になっている。1900年代はかなり過去のことでもありなかなかパッとしないが、戦後以降、記録に残りやすい時代に入ると、分析や解説がより具体的になり面白くなってくる。不謹慎ながら、ヒトラーの最期には哀愁を感じてしまう面もあり、また、世界を震撼させたコロナ禍については、かなりページ数が割かれているなど、読み応えがあった。2025/10/06
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/4b4c7ca1-4895-438e-a9d2-1a56c580a6ef 2025/06/27
Go Extreme
1
帝国主義:1900~1945年の世界情勢 カチンの森事件 冷戦~デタント:1946~1978年の世界情勢 ローゼンバーグ事件 共産圏崩壊:1979~2000年の世界情勢 沖縄核持ち込み密約 大変革の時代:2001年~現代の世界情勢 北朝鮮による日本人拉致事件 2022/06/27
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