内容説明
AIが指す振り飛車はこんなにもおもしろい!
最近の将棋は相居飛車ばかり、そう思っていませんか。それはAIが振り飛車を指さないことによる影響も否定できません。しかし、それは振り飛車が悪いわけではありません。ちゃんと振り飛車用にチューニングしたAIはとんでもなく強くて、目が飛び出るようなさばきを見せてくれます!
本書は第28回コンピュータ将棋選手権優勝のソフト、Kristallweizenを用いた全く新しい三間飛車の定跡書。三択の構成でテンポよくさくさく読み進められます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こまごめ
1
まだしっかり読んでいないのですが、露骨に右四間飛車に組んでくる相手の対策としては美濃囲いに組む事しか考えていなかったので柔軟な駒組みがなるほど納得。しかも持久戦になった時の指し方まであるので親切ですね。 あと76歩34歩75歩に42玉で力戦になる変化。昔NHKの講座で取り扱っていたのですが書籍に載っているものは少ないのでこれも買いポイントですね。 ただいきなり序盤を知っている前提で入るので序盤を知らない方は「これだけで勝てる三間飛車」「一手づつ解説する三間飛車」で序盤を勉強してからにしましょう。2022/05/27
small_akuto
0
定跡を覚えるというより手筋集として読んだ。捌きの引き出しが増えたような気がするけど全部忘れた(笑)でも、AIの示す手だけあって綱渡りのような手が多く読み物としても楽しめました。 中飛車党でほとんど三間は指さないけど三間飛車ももう少し勉強してみようかな2022/09/21