The Elements of User Experience

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The Elements of User Experience

  • 著者名:ジェシー・ジェームズ・ギャレット
  • 価格 ¥2,739(本体¥2,490)
  • マイナビ出版(2022/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 720pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839975982

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内容説明

ウェブやプロジェクトで優れたユーザー体験を生み出すためのワークフローとガイドラインとは

ウェブやサービス、プロダクトがもたらすUXを5つの段階的要素でモデル化し、広範な支持を得た名著の改訂決定版の登場です。
著者の考案した「5段階モデル」では、UXに関わる要素は「戦略」「要件」「構造」「骨格」「表層」の5つに分けられ、それぞれの要素が段階的に、かつ相互依存的に連繋しています。
さらにそれぞれの段階は「機能性としての製品」「情報としての製品」の2つの側面から分節され、「ユーザーニーズ」「製品目標」「機能仕様」「コンテンツ要求」「インタラクションデザイン」「情報アーキテクチャ」「インターフェースデザイン」「ナビゲーションデザイン」「情報デザイン」「感覚デザイン」といった用語がマッピングされます。
ウェブだけでなく、製品やサービスのプロジェクトに広く応用できるワークフローおよびガイドラインとして長らく参照されてきた『The Elements of User Experience』の第2版。日本語版では、原著刊行後に著者が執筆した重要な論文や、日本語版のための著者あとがき、さらに監訳者である上野 学、篠原 稔和両氏の解説も収録。

本書の第1版は2005年に『ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」』として日本語版が刊行。その後、2011年に刊行された『The Elements of User Experience [Second Edition] User-Centerd Design for the Web and Beyond』の日本語版が本書です。

●本書の構成
著者まえがき
監訳者まえがき(上野 学)
Chapter1 ユーザーエクスペリエンスが重要なわけ
Chapter2 段階という考え方
Chapter3 戦略段階
Chapter4 要件段階
Chapter5 構造段階
Chapter6 骨格段階
Chapter7 表層段階
Chapter8 段階の適用
Supplement(日本語版オリジナル追加原稿、2022年段階での著者の最新コメント付き)
・IAの再考
・セブンシスターズ
・かつてない成功を収めるUXデザイン、リーダーたちが失望しつつあるわけ ─ 私たちはどこで間違えたのか?
日本語版へのあとがき(Jesse James Garrett)
監訳者あとがき(篠原 稔和)

●本書の特徴
・著者との話し合いにより、本書以降に執筆された著者の論文も最新コメント入りで収録した「世界初に誕生した決定版書籍」
・現在本書を手に取る人向けに「全体を翻訳しなおした完全改訂版」


●監訳者まえがきより(上野 学)
本書で提示される5段階モデルが長く参照されているのは、そこにモデルとしての普遍的な魅力があるからだろう。今回その魅力、要するに「わかりやすさ」を分析的に反省する機会が得られる。これは初学者にとって「UX とはどういうものか」をわかりやすく教える本であり、熟練者にとっては「UXのわかりやすい説明とはどういうものか」を教える本なのである。
(中略)
本書はUX という(今やバズワードを通り越してさまざまに援用される名前空間のようになっている)テーマについて、それをデザイン領域における現象としてメタ的に再評価するよいきっかけになる。デジタルプロダクトに期待されはじめたデザイナーのコミットメントが、20 年前にどのように「わかりやすく」言語化され、それがその後どのように利用されていったのか。デジタルプロダクトのデザインに携わる方々には、デザインディスコースの歴史的な解釈のために、もう一度新しい気分で本書に立ち戻ってみてもらいたい。

Chapter1 ユーザーエクスペリエンスが重要なわけ
Chapter2 段階という考え方
Chapter3 戦略段階
Chapter4 要件段階
Chapter5 構造段階
Chapter6 骨格段階
Chapter7 表層段階
Chapter8 段階の適用
Supplement
 IAの再考
 セブンシスターズ
 かつてない成功を収めるUXデザイン、リーダーたちが失望しつつあるわけ ─ 私たちはどこで間違えたのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kumokumot

5
初版は20年ほど前とのことで、今となってはある程度当たり前のように思える概念も含んでいるように感じられたが、UXとはどういうものかの"考え方の地図"を与えてくれる本だと思った。「UXとはユーザー体験」程度の粒度でしか今まで考えられていなかったなということに気付かされた。2022/12/10

yutaro

2
UXデザインの知識を得たく、読了。 具体的なハウツー本ではなく、ユーザー・エクスペリエンスの非常に概念的な内容が書かれており、正直あまり頭に入ってこなかった…。が、世の中に溢れているスキルの素地になっていることは理解できた。 ユーサーエクスベリエンスのあらゆる側面について自間すべき最初の質問(そして、答えられないといけない質問)は「なぜそうしたか?」 ・解決する問題を理解する ・ビジュアルデザインは、見た目の美しさで評価するのではなく、いかに横能するかに注目する必要がある。2023/12/14

カエル子

2
原著初版が2002年。日本語訳が2005年。原著第2版が2010年で、その日本語訳がやっと2022年に出ましたという、業界的にはすでに「古典」の域の一冊です。2色刷りからフルカラー5色刷りになって紙面の構成もとても読みやすくなってました。機能性プラットフォームとしての側面と情報メディアとしての側面とでウェブを捉えているところがやっぱりわかりやすい。IAのみなさんのこれまでの葛藤もわかるように追加記事があったりして20年の歴史の重みと読み継がれる本書の価値を再確認。監訳者あとがきのタイポが残念でしたー笑。2023/10/12

Tim

1
5段階モデルで著名なGarrettの著書。 UXやUIについて主要な考え方と概念をおさえている。 が、範囲があまりにも広く概論に終始している。 特に戦略と要件の段階はあまり中身がない。 だからといって初心者にも向いていない、非常に中途半端や本。 戦略ならオライリーのUX戦略やUXデザインの教科書、UIデザインならUIデザインの教科書、IAなら・・・など他の書を読むことをおすすめする。2023/03/20

zerosant

0
会社の読書会で読んだ。5段階がチームで共有されていれば、どこを改善しようとしているのかの議論しやすくなる。個別の段階は概論にとどめているようなので、掘り下げて学ぶならば専門書を読んだほうがよさそう。2023/08/25

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