内容説明
災害、飢饉、病気、犯罪、戦争――近代以前、日本列島に住む人々が直面してきた危険とその克服の努力を描き出す新たな歴史学の試み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
9
2001年平凡社選書刊、22年復刊。近世という時代を無名の人々がいかに生き抜いてきたかという視点から描き出す一冊です。きわめて生命の価値が軽かった近世初期から、しだいに法や知識がいきわたり「文明」化されていく一方で、国家という存在が生命を強く規定するようになる、という構図でしょうか。選書版が絶版になってからなかなか入手困難だったのですが、復刊はありがたい限りです。2023/07/24
娑婆乃呼吸
1
元は2001年くらいに刊行されたものですかねー。 近世史の本はあまり読んだことなかったので、個人的に新鮮でした。 権力側についての話ではなく、いわゆる歴史に名を遺さない人々についての論。最近そういった文献にも触れたいなと思い始めてきています。 中世と近世の狭間は曖昧なものですが、綱吉期あたりになってもう近世といえるのかな、と感じました。 2022/06/20
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