内容説明
なぜ台湾は「親日」で
朝鮮は「反日」なのか
台湾統治の礎を築いた後藤新平
「医のバトン」を繋いだ森 外父子
台湾中等球界出身の〝青バット〟大下弘…
日本統治時代(1895~1945年)の台湾で
高い志と情熱で近代化に尽くした日本人の物語
貴重写真60点余収録
どれほど多くの先人が
血と汗を流したことか
【本書に登場する主な日本人】
後藤新平(台湾総督府民政長官)、森 外(軍医、作家)、森於菟(台北帝国大学医学部長)、大下弘(高雄商業野球部主将、後にプロ野球西鉄ライオンズなどで活躍)、新渡戸稲造(臨時台湾糖務局長)、
長谷川謹介(台湾総督府鉄道部長)、河合?太郎(林学博士)、瀧野平四郎(警察官)、野副鐵男(化学者)、近藤兵太郎(嘉義農林野球部監督)、森山松之助(建築家)、大浦精一(台北師範学校長)
日本が台湾を統治した意味、そして、現在の日本にとって台湾という存在の大切さを改めて教えてもらった。(「結びにかえて」より)
感想・レビュー
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日本統治下の台湾と朝鮮: 反日朝鮮と親日台湾 総督は朝鮮、警察は台湾が優位 8割の「創氏改名」と数%の改姓名 逆境を乗り越えた日本人: 「維新負け組」のリベンジ 欧米列強を模倣せず 志と情熱を持って: 総督府の設計者は誰? 八田與一の遺志を継いだ部下 西洋人とは違う「独自の統治」: 外地近代化「朝鮮・満州」の原点 スポーツに懸けた日台の夢: 「幻の甲子園」に出た台北工業 教育に情熱を注ぐ真の理由: 「自治・自由」の台北高校 16歳で召集されたエリートたち 李登輝元総統に旧制高校生の矜持 台湾人の向学心2022/07/08