児童創作絵本 ハレガエル

著者名：大塚健太【作】/すずきみほ【絵】

小学館（2022/05発売）

• ISBN：9784097251507

内容説明

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歌が大好きケロタのちょっと不思議な物語。

ケロタたちアマガエルは、雨が大好き。雨が降ってくるとみんなで歌います。ケロケロケロリンケロリンパ。ある日、ケロタが大きな声で歌うと、雨はぱったりやんでしまい、ぱーっと晴れてしまいました。その後も雨が降ってても、ケロタが歌うとすぐに晴れてしまう始末。「お前はアマガエルじゃなくて、ハレガエルだ」。とうとう仲間から、もう歌わないようにいわれてしまいました。みんなから離れてひとりぼっちになってしまったケロタ、このあとどうするのでしょうか？

※この作品はカラー版です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[anne＠灯れ松明の火]

新着棚で。アマガエルは雨が好き。雨が降ると、みんなで歌う。ところが、ケロタが歌うと、雨がやむ。みんなから「歌わないで」と言われたケロタはひとりぼっちに……。ケロタがどうなるか、きっと子どもたちは心配するだろう。でも、意外な展開で、ケロタは元気を取り戻すよ。すずきみほさんの絵がかわいい。

2022/06/26

[ほんわか・かめ]

晴れた日には晴れが好きなお客さん、雨の日には雨が好きなお客さんがやって来るガーデンレストラン。ハレガエルのおかげで大繁盛♪優しいタッチの絵で気分も晴れる。最後の問いかけがまた良い余韻を残してくれる。〈2022/小学館〉

2024/04/20

[timeturner]

歌うと雨があがって晴れてしまうからアマガエルじゃなくてハレガエル。ただそれだけの話なんだけど、色とりどりのカエルがいっぱい出てきて楽しいから、ま、いいか。

2022/12/09

[たくさん]

天気の子は命を削っていたけれど、ハレガエルは才能がある。人を幸せにしたいという気持ちは自分の個性や迷惑をかけたとしても気にすることはない。自分は自分らしくいいことを勧めて生きてほしいなと思いました。

2025/05/14

[moco]

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