内容説明
強迫性障害、統合失調症、解離性障害。
精神疾患を抱える患者が、
生きがいをもった生活を送るために。
精神科訪問看護師たちの患者へのアプローチとケア。
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看護師と聞くと、血圧を測ったり注射や点滴をしたりといった医療を行う姿を思い浮かべるかもしれませんが、
精神科訪問看護師の仕事は大きく異なります。
例えば、不安や心配ごとをもつ患者の心に寄り添い、穏やかな生活を送ってもらうために精神面を支えます。
ただそばにいて話を聞くだけのこともありますし、家族との調整役になることもあります。
また、時には通院の付き添い、服薬のフォロー、入浴のサポート、
整理整頓や身だしなみの介助といった生活の支援を行うこともあります。
著者は、精神科病院の看護師時代に「患者を看護するには患者一人ひとりの気持ちや
その背後にある人生に思いを巡らせることが必要だ」と気づき、
それを実現するために精神科訪問看護ステーションを開設しました。
以来、地域の関係機関からも少しずつ信頼を得ながら拠点を増やし、これまでに400人以上の患者を訪問してきました。
本書には、ステーション立ち上げからの10年間で、看護師たちが出会った印象深い患者との15のエピソードを収録しています。
それぞれのエピソードを通して、精神科訪問看護のあり方や患者との向き合い方を学ぶことができる一冊です。
感想・レビュー
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