遺言歌

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遺言歌

  • 著者名:なかにし礼【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 河出書房新社(2022/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309029542

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内容説明

眠れ、わが魂よ。永遠の自由のなかで、眠れ――。生と死を見据えながら、波瀾万丈の人生を歩み、2020年12月、惜しまれつつこの世を去った天才作家、渾身の私小説!初の単行本化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

150
なかにし礼。短編3話。どれも想像が膨らみまるでドラマのようだった。氏の作詞した歌はどれも情景が浮び、これも?あれも?好きな歌が沢山ある。長編小説ではその圧倒的な体験を基に、人間の業を何度も読ませて貰った。歌や小説が身近にあって、もういないんだとは未だに実感できない方の一人だ。2022/01/14

ちゃとら

37
【図書館本】図書館で見つけた本。出だしに「・・・来月入院する時は,その前に、遺書を書いておいて下さらないかしら。」なかにし礼さんの私小説の様なお話。心筋梗塞の発作で脈拍が異常に上がり、逆に血圧が急低下する。便意をもよおすなど、こうなるのかとリアルさにゾッとする。戦後の貧しさからシャンソンの訳詩を経て、歌謡曲の作詞家として一時代を築いた人。出てくる歌詞は殆どが曲も甦る。昭和にどっぷり浸る一冊だった。2025/03/09

いちろく

24
私小説なのか……。臨場感というよりも、その場その場を切り取った様な、現場の様子のそのまま描いた印象をうける短編集。人の欲が生きる活力にも繋がっている事を示すような内容の数々であり、生々しさも感じる昭和の雰囲気。昭和から平成にかけて数々の歌を残した作詞家でもある著者。調べてみたら世代が違う私でも知っている歌が多くて驚いた。2022/03/29

detu

16
図書館新刊棚より。丁度一周忌の発刊。『遺言歌』『奥様の冒険』『ベル・エポック』の三作収。私小説ではないけど、モチーフはなかにしさん自身のようだ。ベルエポックが一番 好きかな。奥様の、はコミカルで面白い。波乱に満ちた人生だったようだ。2022/01/21

よし

3
心筋梗塞で入院した頃の話。主人は作者本人そのものみたい。シャンソンの訳詞から歌謡曲の作詞家として身を立てる顛末の葛藤、その後の兄の借金にのたうちまわる15年。心の闇を見る思いだった。「 人間は夢を見なくなるとどんどん視界が狭くなる。普通の大人の目はみんなそうだ。足下の現実ばかり見ようとするからだ。夢見る人の目はいつも遠いところを見ている。ちょっと愚かしくも見えるけれど、愚かさとは若さのことでもあるのだ。」2022/01/13

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