内容説明
中国・ロシアの暴力には力だ
核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。
【緊急出版】
ウクライナ侵略
「戦後」が砕け散った
「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。
力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。
言論テレビ人気シリーズ第7弾!
【主な目次】
はじめに――櫻井よしこ
第一章 核大国の嘘
第二章 国防と歴史観
第三章 反撃できない日本
第四章 「中立論」の罪
第五章 自民党の富国強兵
第六章 台湾有事の日本
結びに――高市早苗
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
謙信公
17
核大国が核で脅す現実にリベラルの「国連信仰」「話し合いによる平和」など何の力もない。自虐史観に基づく憲法の嘘。日本人は「民族責任論」から脱却すべき。ロシアの暴挙から学ぶべき事実。自国を本気で守る決意を持った国のみ世界は助ける。国際法や約束を守らない国がある。安保理で拒否権を持つ国が外交を、核兵器を持つ国が軍事を、資源を持つ国が経済を支配する現実。日本はいずれも持たず、中露は全てを持つ。国が究極の使命「国民の生命と財産」「領土・領海・領空・資源」「国家の主権と名誉」をいかに守り抜くか。いい加減、憲法改正を。2024/03/13
JUN
8
「自分の国を本気で守る」という決意を持った国に対してのみ、世界が力を貸してくれる。また国際法や国際約束を守らない国がある。日本人は平和ボケしているので、国民1人1人が真剣に今後のことを考えなければならないんだろう。2023/11/10
ムカルナス
7
タカ派論客の櫻井氏が自民党ハト派にモノ申すのに対して、タカ派議員の高市氏がある時は弁護し、ある時は問題点、今後とるべき政策を語る。対談の時期がウクライナ侵略直後なので安保三文書はまだ出来ておらず現状と合わない部分もある。勉強家の高市氏は日本の安全保障のために様々な法案を作成したが憲法の「学問の自由」「通信の秘密」「表現の自由」「居住の自由」等に阻まれて断念あるいは骨抜きになることが多いと言う。護憲派が護りたいのは9条だけでなく国家の安全を骨抜きにするツールとしての憲法なのだと思った。2023/01/23
Ukyoaki
5
有事な状況であるにもかかわらず,くだらない質問ばかりしている政治屋はどうにかして排除できないものかと考えてしまう(そういう連中を支持している個人団体もいるので難しいが).個人的には賛同する内容であるが,賛否は別にして,こういう議論を国会でバカ高いコストをかけて行って欲しいと切に願う.2022/10/27
Nori
4
北朝鮮の武装漁船を引き上げさせた扇千景国交相(当時)は凛として美しく立派でしたね。岸田総理は的外れで実行力も覚悟もないし、小石河なんてそもそも論外。高市なのか上川なのか優子ちゃんなのか知らんけど、大和のジャンヌ・ダルクかサッチャーに登場してもらってシャキッとジジイのシガラミを断ち切って建て直してほしい。。2024/02/19