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内容説明
子どもの権利とは、“「ねぇねぇ」「なぁに?」の関係”をつくる権利です。
“世界でたったひとつだけの宝”として大切にされながら、ありのままの自分を受け止めてもらい、
「自分らしく思いやりのあるおとな」へと向けて大きくなる資格が、子どもにはあります。
それを、子ども自身が実現する力を与えたのが、子どもの権利条約なのです。
自己肯定感と共感能力のある「おとな」になるために。
子育ちのための人類の英知。子どもが自分でも読めるルビ付き。
<目次>
第1章 愛される権利
――子どもの基本的権利
第2章 自分らしく豊かに大きくなる(成長する)権利
――成長・発達するためのいろいろな権利
第3章 社会の中で大きくなる(成長する)権利
――市民的権利
第4章 特別な助けを求める権利
――特別なニーズを必要としている子どもの権利
第5章 子どもの権利を生かすために
――救済の権利とおとな・国・国連の役割
*巻末 子どもの権利条約全文(政府訳)
*コラム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
12
幼児虐待、労働、戦力。子どもを子どもとして認める。人権がある存在として認める。大人の道具とするのではなく、未来を担う大事な存在として認める。世界がそういう認識を共有できる条約を採択した意義は大きい。法をもっと勉強したいと思った。2016/03/19
こうめ
3
昔はあったのに、なくなってしまいつつある子どもの権利もあると感じた。今の子どもは塾や習い事、親の管理下にあって忙しい子が多い。自分の時間を自分でどう過ごすか決められる自由が少ないような、、子どもにはさぼる権利なんかもあるよなーとあらためて。2022/12/20
morgen
3
世界的に見たら豊かな日本社会でも「子どもの権利」をもっと意識していい場面が沢山あることがわかる。大人として、不必要に子どもに悲しい思いをさせたくない、と改めて考えさせられる。2020/01/15
Tsuneyuki Hiroi
2
この本を読むと、子どもに接する自分の在り方に自己嫌悪を催してしまう。子どもの権利条約に描かれるような対応を取れていない自分に気づく。でも、まずこの自己嫌悪を味合わなければ、子どもの権利条約を学んでいくことなどできないのではと考えている。子どもの権利条約は国の法律の上位に位置するものであり、遵守すべきものだが、間違いなく、今の日本の学校社会は子どもの権利条約を活かせてなどいない。理想論と切り捨てず、困難でも受け入れてもらえるような取り組みをしなければならないと思う。2021/01/29
Miki Shimizu
2
子どものこころのつぶやき的なのと、解説?子ども向けなのか、大人向けなのか、、、。2016/04/19