ピンク・フロイド VS キング・クリムゾン プログレ究極対決 ――ロックの未来を変えた2大バンドの両極

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ピンク・フロイド VS キング・クリムゾン プログレ究極対決 ――ロックの未来を変えた2大バンドの両極

  • ISBN:9784866471716

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内容説明

世界初の徹底比較分析論。
ロックのアーキタイプ(元型)を、
究極まで突き進んだ無双2大バンドの対立項から探る!


ロックの果てに何があったのか?
永久不滅のレガシィは、「コンセプト」と「美学」の両極にあり!

プログレッシブ・ロックを論じた書物は世界中に山ほどあるが、その頂点に立つピンク・フロイドとキング・クリムゾンがあらゆる面で両極端に振りきれていることは、まったく見過ごされてきた。この「両極」の振れ幅の中にロックの全てがあると言ってもよい。

●こんな方に読んで欲しい!
・プログレについて熱く、深く、語りたい
・ますます再発や活動が活発な両バンドを新しい視点で聴きたい
・自分でも独創的な音楽を創ってみたい

●パラパラとでも立ち読みして欲しい
・いま、なぜ「プログ」「プログレ」を聴くべきなの?
・両バンドの何が凄いのかわからない
・キング・クリムゾンは敷居が高くて敬遠してきた


<おもな目次>
はじめに 21世紀に復権する「プログレDNA」の美学と方法論

第1章 誰も語らなかった「2大バンドの両極性」

第2章 シド・バレットの幻影と闘いつづけたピンク・フロイド

第3章 半世紀以上も「輪廻転生」を繰り返したキング・クリムゾン

第4章 「大いなる両極」、比較論から見えてくる驚異の本質
[1]影響力
[2]パフォーマンス特性
[3]詩的表現特性
[4]ボーカル特性
[5]レコーディング特性
[6]ライブ特性
[7]フォーメーションの変遷と求心力
[8]究極の体験ストーリー

第5章 プログレ好き日本人に捧げる究極討論!!《大鷹俊一×高見展×茂木信介》

第6章 厳選10枚対決! ディスコグラフィー徹底比較

第7章 共通する永遠不滅の5大レガシィ
1現代文明が産み落とした狂気や苦悩を抉り出す洞察力、そして批評力
2変幻自在にして緻密な構成力、そして壮大なストーリーテリングの力
3ポップ・ミュージックの束縛を解き放った、貪欲な音楽アイデア
4絶対的なサウンドスケープを生み出す、とてつもない表現衝動と妄執
5周囲の評価や批判に右往左往しない強靭なメンタリティ

第8章 「プログレDNA」の果てしなき冒険

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

61
☆個人的にはとても面白かったので5。ただし人に薦めるとしたらどうだろう・・・大体3くらい。躊躇しちゃうな。なにせフロイドとクリムゾンの褒め殺し大会みたいな文章が延々続く。加えて大袈裟という言葉が可愛く感じられるほど修飾語が(しかもカタカナばかり)山盛りてんこ盛り。もう少し、いやもっと抑えて控えめに書いた方が2大バンドの凄さが自然と伝わってくると思うのだが・・・。あ、でも「リザード」「アイランド」の評価が高いところは私と同意見だったな。あと、この本、どこの章、どこの部分を誰が担当した、↓2022/05/25

シタン

17
八神くん※ 激怒の自由な居酒屋談義。両極かどうかはさておき、確かに対照的ではあるかもしれない。80年代以降のキング・クリムゾンも聴いてみよう。 ※好きなことを語るアンソロジー収録「時の旅人」の登場人物。https://bookmeter.com/books/160796592022/07/09

Satoshi

12
プログレの2巨頭についての評論となる。両者が実際に絡んだことはなかったのかな。サイケムーブメントから始まり、絶対的なリーダーを失いながらバンドとして纏まり、離散したピンクフロイドとロバートフリップを中心とした技巧派軍団であるキングクリムゾンの対比は面白かった。2022/10/01

jolly

5
評論とは軸を勝手におっ勃ててその軸でオナニーしまくることだと思ってて読んでるので、著者の方々はさぞ満足されたことだろうと思う次第であります。そんな感想で終わるのをわかっていながらこれを手に取ってしまったのは親父が買ってきた『宮殿』、『おせっかい』、『アニマルズ』がロックの原体験だったからなんです。そして、これを読んで『宮殿』のリマスター版を聴いてみたいと思っているわけです。2022/07/29

風鈴

5
ピンクフロイドとキングクリムゾンについて、メンバーや歴史等色々な視点から見た本です。ピンクフロイドは、シド・バレットの影から脱却する過程が何より興味深く読めました。キングクリムゾンは、ツインドラム、トリプルドラムの編成が面白かったです。2022/06/03

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