内容説明
コロナ禍を記録した「#stayhome」日記シリーズ、待望の最新刊
2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けている今日マチ子さん。2021年4月ー2022年4月までのイラストと日記を記録した作品集。
オリンピック、ワクチン接種など、大きく揺れた2021-2022年。普通の人の、何気ない1日を、美しい色彩で記録しています。
【著者】
今日マチ子
東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。『cocoon 』、『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。『みつあみの神様』で手塚治虫文化賞新生賞、『いちご戦争』で 日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。
目次
各月ごとに時系列に日記を掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
142
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。今日マチ子、初読です。今や懐かしいコロナ禍の日常を、ほのぼのと描いていて、好感が持てます。 辻村深月の解説もGOODでした。 https://rnpress.jp/magazine/book/essential_kyomachiko_news/2024/07/30
ぶんこ
42
コロナ禍2年目。多くの人にとっては色々我慢の連続の日々。一喜一憂していたなと思い出しました。学生さんの距離が近いこと、ステイホームと言っても出かける人は出かける。今日さんの青いイラストの数々が、色彩からくるイメージは暗いのに、爽やかに感じられる不思議。無観客で開催された東京オリンピックも、今は懐かしい。2023/06/28
かりん
8
3:《忘れたくないあの日の感覚。》昨年5月に本屋Titleのイベントで原画の一部を見て購入したサイン本。遅くなりましたが読みました。SNSでアップしたイラストに一言コメントがついた形です。「この絵がいい!」という特別な1日の絵があるというよりも、21年春から1年のコロナ禍の日常の空気感がページを繰るたびに重なっていく感じ。人物のデッサンがうまくて、リアルなポーズが印象的です。10代の集団の距離の近さ、信号機に描かれた人さえも「どこかに行きたくて閉じ込められている人」に見えるあの頃の感覚。忘れたくない。2023/03/18
参謀
6
#stayhome第2巻。もうそろそろ外出自粛が解除されるかと思いきや、さらに1年延長することになったコロナ禍。前巻と同じくイラストとコメントの他にコロナ関連の出来事の年表が節目ごとに記載されている。本書のイラストを見てまず前作より全体的に明るく、色濃く、作者の代名詞でもあった青色を多く使われている印象を受けた。長きにわたる異常事態であっても、まるで生き方を見つけてきたような。当時の無観客の東京オリンピックのイラストが掲載されているが、今年のWBCがいかに盛り上がったかがわかってしまった…2023/04/13
江藤 はるは
6
失われていたはずの日常があった。2022/05/13
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