内容説明
集団からの孤立が気になる人へ――。
「マイナスなイメージで捉えられがちな“孤独”について、正しいマインドセットを与えたい」
飲み会でワイワイ騒いだり、
一緒に行動できる友達がたくさんいたり、
たくさん恋愛をしたりすることはもちろん素敵なことですが 、
それが人としての魅力と同義だと思っていませんか?
今のご時世、孤独に生き抜いた経験は強みとなります。
「陰キャ」「ぼっち」「コミュ障」のような人々が持つ「孤独マインド」は、
個の時代において、立派な武器になるのです。
「私自身、学生時代から集団へ溶け込めない悩みを抱えてきた一方で、インターネットでの発信活動を通して膨大な数の孤独な方の心理と向き合ってきました」と田中氏は語ります。
その中で発見した、正しく心穏やかに過ごすための要素を抽出し「孤独マインドのつくりかた」として1冊の解説書としたのが、本書です。
著者の実体験や生き方、これまでのデータ分析をベースとした人生哲学などをまとめました。
「友達がいない」
「内向的で人と関わるのが苦手」
「職場の飲み会が億劫」
「周囲の視線が気になる」
「同窓会、成人式、結婚式が憂鬱」
「1人が好きだけど、社会と上手く関わっていきたい」etc.
このような悩みを持つ方に、是非読んでほしい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁Lei❁
15
著者は大好きな隠キャぼっち系YouTuberのコスメティック田中さん。孤独な人生を歩んできた実績から、有用なぼっちライフハックがいくつも書かれています。陰キャな性質をポジティブに捉え直していて、元気や自信を湧かせてくれます。また脳の働きからコミュニケーション方法まで細かく分析されており、メタ的に世界を認識できる作りとなっています。田中さんの個人的なエピソードをまとめた箸休めページはファン必見です。ぼっち界の希望の星・田中さんのさらなるご活躍を祈って。2023/01/08
緋色
12
この本、共感点がすごく多かった(高校時代と今のプライベートがぼっちなので)。私はぼっち処世術はそれなりに身についている方だとは思うが心の面がまだまだで、そこに焦点を当てているあたりがすごく参考になった。「ブータンの幸福度ランキングが下がったのは、周囲の国の情報が入ってくるようになったから。」というのはなるほどと思った。周りの様子は見ないようにして自分は自分という軸をぶらさないということは意識したい。この部分を読んでから意識しているが、「今また外と比べた!」と思うことは案外多い。学生の時に読みたかったな。2024/12/14
Tatsuhito Matsuzaki
11
孤独系YouTuberの田中氏。 陰キャの若者に向けて書かれたハウツー本らしいですが、"孤独ならではの情報収集" で紹介されている「Twitterリスト機能活用による有益情報の収集法」や「2ちゃんねる(現 5ちゃんねる)のスレ登録&巡回」などは、私もすでに実践している… あれれっ、私 もしかして孤独な陰キャだったのかぁ💦2022/10/04
ツバサ
11
最近、知ったYouTuberで本を出すということで興味があり、読みました。1人で悩みながら進んでいく内気な人に読んで欲しい1冊。対象は社会人になるまでの学生さんです。2022/05/29
ちまちゃん
10
面白くて好きなYouTuberが出した本だったため読了。読んで良かった。他人に期待しないし、期待しないでほしい(ニュアンス)という気持ちって案外大事かもしれない。期待して落ち込んだとしてもそれは自分が相手に期待しすぎた結果で、その相手は何も悪くない、みたいな話ってわりと自分自身にとって無駄だよなと。マイナスな気持ちになるし、そんな自分も嫌いになる。ただ孤独に生きていくための本ではなくて、ひとりで過ごす時間の大切さとか人との調度良い距離感の保ち方を教えてくれる本だなと私は感じた。2024/12/29