我が子の気持ちがわからない 中流・富裕家庭の歪んだ親子関係を修復に導く17のケーススタディ

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我が子の気持ちがわからない 中流・富裕家庭の歪んだ親子関係を修復に導く17のケーススタディ

  • 著者名:河本敏浩【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 鉄人社(2022/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784865372380

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内容説明

無反応、進路変更、スマホ依存、発達障害、家庭内暴力、不登校、引きこもり――。
いま、子育ての問題は複雑多様化している。
これほど子供のことを第一に考えているのに、これほど有益な環境を与えているのに、
それでも我が子の気持ちがわからないと嘆く親は少なくない。

本書は、教育現場に30年以上携わってきた筆者が
貧困とは無縁でありながら、子育てに深刻に悩む親を対象に、
具体的な17の事例を提示し、そのあるべき対処法を述べた1冊だ。
重要なことは、子供は親のコピーではないという当たり前の認識。
そのうえで考えてみよう。

あなたは我が子の長所をいくつ言えるだろうか?
親の正しい理解と接し方で、悩める家庭に会話と笑顔は必ず戻る。


■目次

・はじめに 「子供は親のコピーではない」という気づきから始めよう

●第1章 生きづらさと孤立の果てに
・1 「おしっこに行きたい」その一言が口に出せない
   親の思惑を推し量り、自我を殺し続けた中学3年生A君の場合

・2 「発達障害」を周囲に理解されない悲惨
   家庭で暴れ他者を拒絶する私立進学高校2年生B君の場合

・3 中学生の長男が不登校になった原因がわからない
   小学生時代の人間関係を断ち切られた中学3年生C君の場合

・4 カッターナイフをクラスメートに向けて
   公立中学から名門私立中高一貫校に入学、挫折した高校2年生D君の場合

・5 息子が5年にわたって引きこもり、家庭内で暴力をふるっている
   理解ある妹の尽力で自立を果たした21歳E君の場合

●第2章 進路誘導、価値観押し付けの危険
・6 他人の心がわからない。価値観の違う母と娘の確執
・7 東京の私立高に通う娘が突然、沖縄の大学を志望した本当の理由
・8 声優専門学校に行かせてください。ついては200万円が必要です
・9 お姉ちゃんのように優秀でなければ私は愛されないの?

●第3章 子供のすぐ傍らに潜む罠と誘惑
・10 彼女が塾に通わなくなった背景に性被害が
・11 スマホを取り上げられたら生きていけない
・12 ゲームやめますか? それとも人間やめますか?

●第4章 成績が伸びないのは誰のせい?

・エピローグに代えて
 弟の人生を歪め、娘を実験台にした私の悔いと祈り 本書著者・河本敏浩の場合

■著者 河本敏浩(かわもととしひろ)
1967年愛知県生まれ。思考計画株式会社代表取締役、医学部専門予備校インディペンデント代表。
名古屋市立向陽高校、同志社大学法学部政治学科を経て、同大学大学院文学研究科新聞学専攻修士課程修了。
大学院在学中から現代文、小論文の講師として、ECC予備校、河合塾、東進ハイスクールにて登壇。
2012年から現職。主に高校生を対象とした講演を全国で行い、毎年2万人以上の高校生、教員、保護者、塾関係者に語り続けている。
著書に多くの参考書があるが、教育評論として本書は『誰がバカをつくるのか?』(ブックマン社)、
『名ばかり大学生』(光文社)、『医学部バブル』(光文社)に続く4冊目となる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

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我が子の気持ちがわからない 中流・富裕家庭の歪んだ親子関係を修復に導く17のケーススタディ。河本敏浩先生の著書。親だからといって我が子の気持ちがわかると思うこと自体がとんだ思い上がりで傲慢そのものなのかもしれない。自分は我が子の気持ちがわかると思うことがかえって傲慢な言動につながって歪んだ親子関係を生む。我が子の気持ちなんてわかりっこないと思っているくらいのほうが親子の間で適度な距離感ができて健全な親子関係になれるのかもしれませんね。 2022/08/15

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