内容説明
働く人の心の健康管理は、企業にとっても本人にとっても大切な課題となっています。仕事でストレスを抱え、心の不調をきたさないために、メンタル防御力を上げましょう。接遇とは、自己犠牲の上に成り立つものではありません。アサーショントレーニングで適切な自己主張をし、アンガーマネジメントで怒りで失敗しない方法を身につけましょう。そのほかにも、ウェルビーイング、マインドフルネス、認知行動療法といった心理学の技法を駆使して、生きやすく、自分も相手も幸せになる方法をお伝えします。接遇マナーとは、仕事上だけでなく、生き方そのものに関わり、誰でもどこでも使えるものです。本書は、一味違ったマナー本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirokoshi
1
キラキラスピっぽい題名と副題で手に取るのを躊躇しちゃうけど、アンガーマネジメント/アサーション/認知行動療法あたりを知りたくて読んでみた。読みやすくわかりやすい。自己犠牲で相手を優先するのではなく、まず自分自身をたいせつにしてこそ感じの良い接遇ができるという主張は大賛成。アンガーマネジメントが「怒りで後悔しないこと」っていう解釈、なるほどしっくりくる。指示する際は「ちゃんと」ではなく「せめて」「少なくとも」「最低限」で伝える、これほんと周知したい。クレームとコンプレインの違いも意識したことなかったなー。2024/10/12