- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(健康/ダイエット)
内容説明
「とても敏感な人たち」(Highly Sensitive Person;HSP)と言われる、生まれつき感受性が非常に強く、敏感な気質・性質をもった人たちが感じている“生きづらさ”について、心の病との関係性も踏まえてベテランの精神科医が語ります。HSPの特徴は、過剰な刺激を受ける、強い情緒的な反応を示す、些細な刺激でも反応する、とても深く考え洞察する、共感性が高いなどが指摘されており、それらの気質・性質を活かして人生で成功を収めている芸術家やスポーツ選手もいれば、周囲の人との共感を得ることが難しく、“生きづらさ”を感じている人たちも多くいます。
本書は、「自分はHSPではないか」と悩んでいる人たちのために、なぜ“生きづらさ”を感じてしまうのか、どのように対処すればよいのか、また、心の病が関係しているならばその治療法について、著者が実際にカウンセリングした事例をベースに語ります。自分が持ちあわせた気質・性質をどのように社会に順応させるべきか、精神科医などの手助けを必要とするものなのか、少しでも楽になるコツや工夫など、より“生きやすい人生”に繋がるヒントを得るための一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきち
62
精神科医の著者は、HSPという概念を否定しているわけではないが、心理学的概念であるHSPは判断基準が不明瞭であり、主観が混入しやすく捉え方によっても変わるため、精神科医の多くはHSPという用語を使いたがらない傾向にあると述べた上で、HSPと心の病の関係性などを説明している。理解もしやすかったが、生きづらさが生活に支障をきたしている場合にどうすれば生きやすくなるかを精神科医の観点から述べたものを期待していたので残念に感じた。生きづらさを感じてからが人生のスタートっていう考え方も含めて思っていた内容と違った。2023/06/12
ニョンブーチョッパー
4
★★★☆☆ HSPの人は、感受性が強くて頭の回転も速いから、他の人より多く、周りの環境や周りにいる人からいろいろな情報を受け取ってしまって、それを自分の頭の中で回してしまう。その結果、悪いシナリオがたくさん思い浮かんでしまって、こうなったらどうしようと心配して身動きが取れなくなる。外部からの刺激が同時多発的に起こると、プラスしてその処理の優先度を決める作業も発生するから、またさらに混乱する。↓2025/05/27
ひなな
2
自分のHSPを活かすのも活かさないのも自分次第なんだなと思った。 1歩ずつ積み重ねていくことが大事。 急にはできるようにならなくても、自分なりに対処して乗り越えられるスキルを身に着けていけたら生きづらいと思うことが自分自身減るのではないかなと思った。2023/10/22
リョウ
1
最近よく耳にするHSPとは「とても敏感は人たち」を表し、病名ではない。ただHSPの中には発達障害・ASD・ADHDと診断される人も多く含まれ、その関連性を説明している一冊。 ただ書籍終盤は「生きづらさを和らげる心の持ちよう」に重点を置いていることから、やっぱり考え方や気持ちの持ちようで頑張っていくしかないのかと思ってしまった。 それがなかなか難しいから「生きづらさ」を感じてしまう。2025/06/27
cochon_voyage
1
入門編。過敏な人たちは確かにいるのだろうが、どこからが病的でどこまでが甘えなのか線引きできないから困る。2022/03/03
-
- 電子書籍
- つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事…
-
- 電子書籍
- 才川夫妻の恋愛事情 7年じっくり調教さ…




