わが息子よ、君はどう生きるか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

わが息子よ、君はどう生きるか

  • ISBN:9784837957706

ファイル: /

内容説明

◎父から息子へ贈る、人生論の最高傑作著者のフィリップ・チェスターフィールドは、 18世紀のイギリスで最大の教養人の一人と称され、大使、閣僚としても活躍した。本書は、その彼が自分の息子に宛てて、人生万般の心得を説いた教育的書簡。著者一流の機知と常識、愛情あふれる名文は、約250年の時を超えて世界各国の人々に読み継がれてきた。「処世の知恵」が詰まった、極上の「人生の教科書」である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

645TJC

14
より充実した人生を送るためには①知識の基盤を作る②人間性を高める③物腰の柔らかさと強固な意志を強化する。知識の基盤はあるゆる局面への対処を可能にし、人に認められるための近道のとなる。次に、人間性は重要である。なぜなら知識だけ持っていても理解してもらえなければ知識は意味のない物となるため。そして、無用な敵を作らず、かつ、自分の前に立ちはだかる難敵・困難を克服するためには、物腰の柔らかさと、強固な意志が必要。その他学び=急いては事を仕損じる、1度に1つ、やるなら徹底的に集中する。知識力・人間性を高めたい。2016/09/18

SGM

7
★★☆人生の指南書。ふむふむと学びになるところもあれば、そうかなぁ?と同意しかねるところもある。まぁ、著者も本は鵜呑みにせず自分で考えることが肝要といってるから、それに従います(笑)2018/07/11

スナフキン

6
若い頃父に勧められて読んだ思い出の本。 当時はピンとこなかった。 年齢を重ねた今読むと、どれも思いやりに満ちた適切なアドバイスだと分かる。 特筆すべきはいかに生きるべきかではなく、どう生きれば出世できるかに焦点を絞って書かれている点であろう。 なので、読書ばかりしている人にとっては耳の痛い指摘もある。 だが、世間にはいろいろな人がいて、必ずしも正しい人が出世する訳ではない以上、必要な知識ではあると私は思う。 300年以上前の本なので、時代を感じさせる表現もあるが、それ以上に普遍性に富んだ作品。 2019/11/24

カキ@persicape

4
父が息子へ生き方を説いた手紙をまとめた本書。一見説教しているようだが、全編にわたり愛を感じる。対等の立場で説き、押し付けがましくない口調だからであろう。これは訳がいいとか悪いとかの問題じゃなくてきっと原文のニュアンスも愛があるに違いない。綺麗事過ぎず意識高い系でもなくストンと落ちる言葉の数々。特に「物腰は柔らかく、意思は強固に」がお気に入り。この手紙が書かれたのは300年近く前。今の日本に似通った物質的には不自由しない産業革命最中のイギリス。だから少しも違和感なく現代に活きるのではという解説が調味深い。2016/10/17

☆ツイテル☆

3
フライヤー2022/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11099755
  • ご注意事項