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内容説明
仕事がうまくいかない、会社が変わらない、人生の先が見えない……。その原因はすべて「マーケティング」が足りないからだ! 本書はカリスママーケターが厳選した「35のマーケティング技術」を用いて、自分を、会社を、そして社会を変えるための方法論を説くもの。世界の共通認識となりつつあるSDGs17の目標をベースに、どのようにマーケティングを用いて成果を出していくかを実践的に紹介していく。例えば、●「逆転ポジショニング」による価格付けで優良な顧客を集める ●ジェンダー平等実現は「センターピン集中戦略」で一点突破 ●ダッシュボードで若手もベテランも公平に働ける会社を作る ●逆算思考で難問に思いもよらなかった解決策を ●ビジコンで外部の優秀な人材とつながる など、極めて実践的なノウハウを紹介する。これから訪れる未来と、そこで活躍するための条件がわかる、まさに神田流マーケティングの集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/06/27
しゅー
3
★★SDGsもまさかここまで浸透するとは。てっきり欧州知識人や米国リベラル層がゲームのルールを書き換えて参入障壁を築こうとしているだけだと思ってた。今では取引先の評価軸も徐々に変わりつつあるし、就職活動中の学生さんは「SDGsネイティブ」だとか。著者も言うとおり、影で起案した人は恐ろしく頭が良かったのだろう。と言うわけで、私のように乗り遅れ気味の人にとって、本書はSDGsの良い入門書と言う側面も持っている。いわゆる17の開発目標に著者のマーケティング・テクニックを組み合わせて、ビジネスのヒントが語られる。2022/05/30
☆ツイテル☆
2
Kindle 通読2022/06/14
くに1973
1
少し強引な理屈を感じつつも 今後の考え方の枠を広げたり、 読むべきジャンルが拓けたことはよい。 最後の対構造は…ありかな。2023/05/01
ライフストラドル
1
SDGsといえば、「言葉が一人歩きしている大賞」でいえば最終選考に残ること間違いなしだが、そういうSDGs迷子な読者にとって非常に有益な内容だ。とりあえず環境に弱者に優しくすればいいのだろうという斜に構えた態度を変えるに十分な、実利的な捉え方で解説されている。SDGsに取り組むことでどんなビジネスチャンスが生まれ、どんなマーケットを獲得し得るのか具体的かつ事例も交えながら書かれている。むしろ、現実に即し過ぎていてビジネスをやっていない人間には少し敷居が高く感じるか。ぜひ学びを実践に落とし込みたいものだ。