幻冬舎文庫<br> 孤独という道づれ

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幻冬舎文庫
孤独という道づれ

  • 著者名:岸惠子【著】
  • 価格 ¥596(本体¥542)
  • 幻冬舎(2022/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344431850

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内容説明

結婚のため単身フランスに渡ったのが二四歳の時。その後、四一歳で夫と別れ独り身になって以来、女優として作家として、母として無我夢中で走り続けてきた。晩年という齢になったが、好奇心と冒険心に駆られて行動してきたおかげで退屈な「老後」とは無縁。その凜とした佇まいと若々しさの源泉を、おどけとハッタリで描ききる会心のエッセイ集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

呼戯人

18
その文章の美しいリズムに惹きつけられて、「岸惠子自伝」「わりなき恋」に続いて、三冊目の岸惠子。自伝、恋愛小説、エッセイと分野は違えど、その文章の持つ魅力は変わらない。天は二物を与えずとはいうけれど、この人は持って生まれた美貌や文才や多難な人生を乗り切って行く気概などほんとに多くの天分に恵まれて生きてきたのだなと思わせられた。佐藤愛子のように100歳を越えて文章を書いている人もいるけれど、この美しい人もきっと100歳を越えて本を出版しているに違いない。こちらの寿命が先に尽きるかも。2024/09/06

あこ

17
3.5B積読本より。書店の何冊もある本の中から手にとったエッセイ。こだわりのある少し面倒くさいところも、可愛らしいところも微笑ましく読了。何度か転倒しているエピソードがあったので心配。日々格闘し歳をとる暇がないとのこと。そんな著者の次のエッセイを楽しみにしていよう。『わりなき恋』も読んでみたい。2025/02/11

オカピー

9
海外に旅行に行くのさえ珍しかった時代に、フランスに行かれ結婚し、日本とフランスを行ったり来たりの生活。著書も映画も見たことはありませんが、生き様ということで興味を持ち、読みました。自分の信念を持ち、周りの事を気にしすぎず生きる。まだまだ意気軒高な方で、孤独を感じる暇もないほど、ご自分を生き抜ける方なのではないかと思いました。2023/06/20

あおい

4
びっくりするほど率直に今までの来し方を記したエッセイ 少し前の上梓だがそれ以前の85才との記述もあるので何年間かをまとめたものであるらしい…にしても言葉選びが丁寧で自然でいい感じw転んで肋骨折ったり前のめりに転んで顔を腫らしたり、な危ない怪我事情も読みつつヒェッと声が出てしまうw今90才とは思えない生命力wこの先も何があってもクィっと顎をあげ胸を張って歩くかくしゃくとした姿は想像に難くない。危うい”カード詐欺”未来の自分はこれほど撃退できるだろうか疑問、早めの終活で不要なカードは解約しておかねば,,,2023/06/22

ペミカン

2
ずっと気になっていた岸さんのエッセイを初めて読んだ。数十年も世界を駆け抜けた人生の鮮やかさは勿論垣間見えるが、私達と変わりない独りの高齢女性の生きる姿を潔く見せてくれる。しかしやはり違う!素敵!と思わせられる。 最後までうんうん、と共感できる気持ちよい一冊でした。2023/12/03

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