内容説明
戦慄のファーストコンタクトSFホラー 20年にわたり宇宙開発が停滞した近未来、異星の巨大物体が地球に接近する。急遽結成された探査チームを待ちうける謎と恐怖とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
61
SFでは定番とも言えるファースト・コンタクトものだが、面白くて一気に読むことができた。有人宇宙探査を経験しているのが女性船長ただ1人で、かつて事故を起こして乗員を死なせたこともある人物とか、自分から志願して乗組員になった人などキャラクターの濃い人物がそろっている。また単なるSFではなくホラー要素もあるところなど読ませる内容になっている。「異星人」は意外なものだったし、最後はなるほどと思わせるものになっているが、問題解決はしていないような気がするところも印象に残った。2022/07/20
sin
56
人にとって異質なモノはそれ自体が恐怖だ!本能のなせる反応だろうか、人は異質を排除しようとするが異質と知りつつその未知を認識する理知的な対応が人を動物から隔てているのだろう。外宇宙から太陽系に進入してきた彗星の正体は…火星探査のミッションを事故に依って断念し宇宙飛行士の立場を追われた船長は適任者不在の急務に抜擢されて訪問者に直面する。『エイリアン』のようなホラーかと読み始めたが、リアルなファーストコンタクトだ。さて人類はこのあと如何なる脅威にさらされるのか?これを契機に新たなる宇宙開発に挑むことになるのか?2024/10/16
小太郎
36
まず題名、装丁に惹かれて、ファーストコンタクト物だというのを帯の甚句(宇宙のランデブーを彷彿とさせる衝撃のファーストコンタクトSF!)で知り読みました。出足は中々良いんだけど謎の天体21に接触するあたりからは確かに「宇宙のランデブー」と一緒じゃないと感じました。(大体「宇宙のランデブー」はそれほど成功している小説ではないし比べるのもどうかとは思ったんですが)後半はありがちな宇宙ホラー物の展開で自分的にはイマイチ感が。この程度の作品がACクラーク賞候補?と思ったら受賞はしなかったみたいですね。2022/08/12
tom
26
「妄想感染体」がそれなりに面白かったので借りてくる。この本のテーマは宇宙をさまよう生命体とのファーストコンタクト。途中の中だるみ感はひどいけれど、これを耐えて読み進めたら、あっと驚く生命体が現れる。この生命体の生態、あるかもしれないとと思わせるからすごい。恐怖のランクは映画のエイリアンとほとんど紙一重だけど、著者はそんな陳腐に落とし込んだりしない。だから楽しめる。そして思うのだ、「妄想感染体」の続きは出ないのかと、ハヤカワさん。2025/10/11
天晴草紙
26
A.C.クラークの名作「宇宙のランデヴー」を彷彿とさせるなんて訳者が煽るもんだから、ファーストコンタクトテーマの新ハードSFかと期待して読んだけれど違った。地球に迫る謎の人工?天体に接触するまでは面白かったのだが、それからが作者の想像力を試されるのに艦長は自分勝手だし、隊員は頭良くないし、人工?天体の正体も全然「クラーク」していませんでした。名作○○のようだという安易な紹介をされる本は良くて劣化版、これは、B級ホラー・トンデモSFだった。2022/08/12
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