夜、寝る前に読みたい宇宙の話

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夜、寝る前に読みたい宇宙の話

  • 著者名:野田祥代
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 草思社(2022/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794225771

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内容説明

夜、寝る前に心の宇宙旅行をしませんか?

あなたは今、この瞬間も時速10万キロでひた走る小さな岩の惑星に乗ったまま、
太陽系ごと、そして夜空の星ごと、銀河系の円盤の中をただよいながら
まわっているところです。

本書は、日々小さなことで悩んだり、いがみ合ったり、
イライラしてしまう私たち人間を、「宇宙からの視点」で見つめ直し、
その存在のはかなさ、かけがえのなさ、そしてもがきながらも、
つねに前に進んでいこうとする誇りの高さを再認識するための本です。 

本書を通じ、宇宙誕生から今にいたるまでの悠遠な時の流れを体感することで、
今この瞬間に生を受けていることの意味や、
本当に大切にすべき「あたりまえの日常」について気付かされるでしょう。
この本は、宇宙について興味はあるけれど、科学知識があまりないという方にも
気楽に読んでいただけるよう、全編にわたり平易な表現が使われています。
宇宙の基礎知識も身に付きます。

<目次より>
【宇宙に出て大地を思う】
宇宙へ―星空に出かけてみたら/水と空気と命のあたりまえ1―水/水と空気と命のあたりまえ2―空気と生命

【地上の星空】
夜空に描くイラスト―星座は深い世界の手前で輝く

【太陽と月のある世界】
地球のこと―年齢は、太陽のまわりを旅した回数/月のこと1―月の意外な生い立ち/月のこと2 ―月の満ち欠けと月食/太陽のこと―日の昇る惑星

【宇宙の時間割】
遠くを見て、過去を知る―猛ダッシュ編―/遠くを見て、自分を知る―宇宙カレンダー編

【空からのおくりもの】
流れ星にねがいを―暗闇で自分と出会う時間/空から岩が落ちてくる1―宇宙をただよう巨大岩/空から岩が落ちてくる2―あなたにできること

【人生はあなたが主人公の物語】
宇宙から見た自分―科学がくれた俯瞰術

【星のふしぎ 地球のふしぎ 命のふしぎ】
星のさだめ―ほどよい太陽、ほどよい地球、本を読む私/地球と人のさだめ―地球と人の未来/星と人の往還―星は死んで人になる?

【縦方向への旅】
現実と空想の月旅行―誰とどんな旅をしましょうか

【心の宇宙旅行】
広い世界へ(前編)―太陽系の外への旅/広い世界へ(中編)―銀河系への旅/広い世界へ(後編)―未知への旅

【それでもまわる地球の上で】
星の下でつなぐ知恵と工夫―知恵のリレー/ひとつ空の下で―Under One Sky

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

64
残念ながら楽しめなかった。「目を閉じて、想像の力で地球を飛び出そう   「宇宙からの視点」が、あたりまえの日常を根本から変える」といった趣旨は分かるのだが、肝心の宇宙像が提示されていない。一般向けと云うことで、内容的にソフトにしたのだろうが、あまりに平易過ぎて楽しめない。もう少し、手応え歯応えが欲しかった。 2025/08/29

けんとまん1007

63
宇宙というスケールで物事を考える。距離というものさし。時間というものさし。それを頭の片隅にでもいいから、少し置いておくだけで、ものの見え方が随分変わる。今という時間と、今のこの地球という環境の意味が、随分、変わりうる。今、この地球で起こっていること・・・人間というものの、愚かさと素晴らしさが交錯する。自分は、どっちなんだろう・・・。2022/10/28

おうち時間

59
子供の頃、宇宙てどうなってるんだろう?と思い宇宙の図鑑を読んだり『流星群のひみつ』という本を大事に何度も読み返していた私。最近プラネタリウムに何年ぶりかで訪れたらまた宇宙への興味が湧いて来てこの本を見つけました。読んでわかるのは宇宙の壮大さ、そして宇宙からの視点で私達人間を見てみると、なんと、はかなくもかけがえのない存在なんだろうということ。138億年前に宇宙が生まれて46億年前に地球が誕生し命のリレーをしながら今があると思うと尊い存在なのだと改めて思います。宇宙が自分自身の物語の舞台だなんて素敵ですね。2022/07/03

けいぴ

50
「宇宙を自分なりに知ることは、自分自身を知ること。」「宇宙を知る、は究極の俯瞰術」読みやすく書かれていた。子どもの頃はしょっちゅう星を見たり「天文ガイド」買って読んだりしていたのにな。せっかく田舎にいるんだから、もっと夜空見ようと思った。2022/07/31

本詠み人

39
宇宙からのユニバーサルな視点で物事を見ると...地球は時速1700kmで自転しながら、時速10万kmで公転している。何てスピード!その速さを私たち地球人は感じることもなく暮らしていることの不思議。まさに寝る前にゆっくりした気持ちで、ときに驚き、ときに感慨深く、ときに沈思する珠玉の読書となった。太陽系の誕生から40数億年...何もかもが天文学的数字で想像を絶するが、これが私たちの住む地球の成り立ちなのか🌍✨️生命に満ち満ちた星の奇跡...これからは1年歳をとる度に、太陽の周りを1周したと思うだろう。2025/11/14

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