センスハック：生産性をあげる究極の多感覚メソッド

著者名：チャールズ・スペンス/坂口佳世子【訳】

草思社（2022/04発売）

• ISBN：9784794225733

内容説明

スマートフォンやPCなどにより、あまりにも多くの刺激に囲まれる現代社会。
その一方、触れ合いに飢えている人が増えるなど、私達の感覚負荷はバランスを失っている。
パンデミック時代の今こそ、自分たちの感覚環境を見直し、最適な刺激が得られる空間を構築することで、
「より生産性が高く」、「よりストレスレス」で、「より幸福な人生」を実現すべきだ！
トヨタやユニリーバ、ペプシコ、ネスレといった多国籍企業への感覚的コンサルティング経験をもつ
オックスフォード大学の心理学者による、画期的な感覚改善の書、登場。

五感を組み合わせた「多感覚」な環境を構築することで、最強の生産性をつくる！

<内容より>
・車のドアが重いのを好ましく感じる心理
・排水音を大きくすると節約になる？
・コーヒーメーカーで重要なのは音
・プロフィールには楽器を持っている写真を載せろ
・テニスのショット時の唸り声が狂わせるもの
・最も仕事に集中できる雑音のデシベル
・アパレルショップでコーヒーを出す理由
・アップルストアのディスプレイ角度が最適でない理由
・ナイチンゲールも気づいていた、病院にアートを飾る効果
etc……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[古民家でスローライフ]

実験心理学を専門とする著者による、人の五感が与える影響が、どのような作用を及ぼし、どのように、人の行動を変え得るのかを具体的な事例を示して分析した一冊。日本でも、コンビニのおでんやドンキホーテの焼き芋の例を出すまでもなく、匂いや音を使って、人の購買意欲を高めたりする施策は行われているが、無意識に五感で受ける情報によって、行動までが左右されるということには、中々、気づかないものである。本書の事例の中で、体感温度が低いほど、高級感を感じることを利用して、高級ブランドほど、店内の温度が低いという事実は興味深い。

2025/05/29

[研修屋:城築学(きづきまなぶ)]

S図書館から。

2023/05/06

[towerofthesun]

あまり深い考察はなく、人間の太古からの本能に根ざす（と推察される）事実のようなものが羅列された本だった。とりあえずオフィスに観葉植物を置き、運動や仕事の際はBGMを選び、ここぞというときは赤い服を着ようかな。

2022/05/24

[Go Extreme]

感覚的クロストーク 五感の統合 センスハッキングの科学 家： 多感覚的精神 感覚的リビング 感情の色 庭： 自然の効果 自然の恩恵の格付け 寝室： 眠り込む 第一夜効果 睡眠慣性 通勤： 注意散漫 職場： 感覚的アンバランス 創造性と共食の関連性 買い物： 潜在意識の誘惑 接触汚染 未来を味わう 医療健康管理： 音楽療法 多感覚的医学 運動とスポーツ： 勝利の香り、成功の味 デート： 興奮 感覚を取り戻す： 感覚遮断 感覚中心主義 感覚を取り戻す

2022/05/07

[bwv851]

あまり深く読めなかったが、各項まとめがあればそれで足りるかもしれない

2022/05/29