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内容説明
鎌倉時代中期、民衆の間では浄土往生を説く浄土宗が、武士の間では悟りを重視する禅宗が広まっていました。そうした時勢の中、広く仏教諸宗派の経典を学んだ日蓮は、『法華経』こそが、唯一無二の釈迦の正しい教えであり、衆生救済に必要な正法であると確信します。『法華経』とは、死期の近いことを自覚した釈迦が、最後に会得した仏法を語り残したものをまとめたものだといわれています。あくまでも現世での理想を求め、仏国土を夢見た日蓮は、とくに死後の浄土往生を説く浄土宗に対して、容赦ない批判を続けます。そして、数々の誹謗・中傷、弾圧・迫害に直面します。受難を覚悟の上で信念を貫いたその生涯を、描き下ろしの絵でたどります。 [第1章]清澄寺から比叡山へ [第2章]法華経伝道への道 [第3章]浄土宗との対立 [第4章]蒙古襲来の予言的中 [第5章]身延山での日々 [解説]現世の仏国土を夢見た日蓮 日蓮関連絵年表 『法華経』を掲げて受難に生きた日蓮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
85
NHK100分de名著で日蓮の手紙を視聴し、法華経の苦難を知った。「南無妙法蓮華経」とは法華経に帰依しますという意味。1253年法華経(日蓮宗)を開宗し、1260年「立正安国論」を撰術し北条時頼に呈上。当時の主たる宗教であった法然・浄土宗「南無阿弥陀仏」から襲撃を受け、伊豆・佐渡に相次いで流刑となる。また斬首間際まで至る。予言していた外国からの侵略(蒙古来襲)と自国の内乱、自然災害も起こり、61歳で入滅し、身延山に葬られるまで信念の人であった。内村鑑三の挙げる代表的日本人の一人。宮沢賢治にも影響を与えた。2022/03/06
クサバナリスト
8
佐藤賢一『日蓮』を読むための予習として本児童書にて学習。 この本、分かりやすかったが、子供が読みたくなる本ではないな‼2021/02/28
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