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内容説明
修行と悟りは一つであり、等しいものである。座禅こそ仏法の正門であり、その極意は「只管打坐」(ただひたすら座禅を組むこと)である――3歳で父親を、8歳で母親を亡くし、世の無常を知った道元は、「生とは何か」「死とは何か」という仏教者の根本問題を解き明かすため、真の仏法を求めて宋(中国)へ渡ります。そして、厳しい修行の末に悟りを開き、純粋禅の流れをくむ曹洞禅を日本に伝えました。しかし道元は、いっさいの名利を捨て、権力者にも近づかず、越前国の深山幽谷の中で、数少ない弟子たちに真の教えを広めることに専念しました。求道者・道元の生涯を、描き下ろしの絵でたどります。 [第1章]比叡山から建仁寺へ [第2章]天童山にて大悟 [第3章]山城に居を定める [第4章]深山幽谷を求めて [第5章]後事を託し、病に死す [解説]只管打坐に生涯を捧げた道元 道元関連絵年表 孤高の思想家・道元の残した言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
身心脱落 只管打坐 修証一等 生死を明らめ 仏家一大事の因縁 戒学 定学 慧学 正法眼蔵 万物をあまねく照らす智慧の光 不立文字 教外別伝 自未得度先度他 作務 我執 布施 愛語 利行 同事 四摂法 三時業 懺悔 日常的な仕事に真剣に取り組む 日々の生活のすべてが修行 仏法の正門 無常観 順現報受 順次生受 順後次受 生ずる時にはただ生ずる 滅する時にはただ滅する 自然の摂理 利他行 頭を空っぽにする 本当に大切なものを見つめ直す 心を静める 共生社会の実現 自己を見つめ直す 他者への慈悲の心 自然な現象2025/04/13
amabiko
0
大人向け伝記絵本。細かで精密、時代考証のしっかりした絵がよい。内容もコンパクトなのに正しく漏れなく生涯を追っている。シリーズの他の巻も読んでみよう。2013/02/01