講談社の創作絵本 まよなかのせおよぎ

著者名：近藤未奈【作】

講談社（2022/05発売）

• ISBN：9784065162521

内容説明

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夜、眠れない女の子がふと窓の外を見ると、空中で背泳ぎしている人が。おどろいて夢中で追いかけていくと……。眠りについた街で、ひそやかに繰り広げられる、ここちよい浮遊感と静けさが漂う物語。第40回講談社絵本新人賞を受賞した話題作がついに刊行。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[シナモン]

図書館本。眠れない日。こんな風景を想像するとだんだん眠くなるのかも。背泳ぎっていうのがふわふわした安心感につながって心地良かったです。

2020/03/06

[ほんわか・かめ]

絵が優しくて、重力から解放されるような感覚。眠れない夜もこれならワクワクしちゃう。背泳ぎっていうのがまたイイね。〈2019〉

2020/07/23

[anne＠灯れ松明の火]

偶然読んだ「わたあめ」がデビュー２作目とあり、デビュー作も読んでみたくなって。第40回講談社絵本新人賞受賞作。タイトルが面白い。どんな話だろうと興味を引く。眠れずに、窓から外を見た女の子。何と、夜空を背泳ぎしていく人がいる！　思わず追いかけるうちに、一緒に背泳ぎし始めた……！　最初から最後まで、背泳ぎする人はセリフもなく、説明もない。でも、柔らかい絵と相まって、ふんわり、優しい気持ちになった。今度、眠れない夜があったら、空を見上げてみようか。それとも、布団の上で、背泳ぎしてみようか。

2022/05/19

[gtn]

真夜中に背泳ぎすれば星空を独り占めできる。子供より大人の方が背泳ぎすべきかもしれない。

2020/03/20

[ヒラ[e-mail]]

夜の世界に浮遊している背泳ぎする子。 眠れない夜の背泳ぎは、ふとんで横になった自分自身の姿ですね。 町や様々なところを泳ぎ回っていると、いつの間にか眠くなってくるのでしょうか。 まったりと眠気を誘う、不思議なおやすみ絵本です。

2019/09/05