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内容説明
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坪田譲治賞・椋鳩十章受賞の阿部夏丸氏とボローニャ国際児童図書グラフィック賞受賞の村上康成氏による〈ドーナツ池シリーズ〉は、『ライギョのきゅうしょく』『オタマジャクシのうんどうかい』など温かい文章とかわいい挿絵で子どもたちに大人気のロングセラーです。
オオサンショウウオの子どものピコは、生まれたときからひとりぼっちで、お父さんやお母さんがいません。
そんなピコがある日、ドーナツ池のそうじとうばんに任命されますが、同じ種類の魚がいなくてどこの仲間にも入れてもらえません。自分に似ている姿のヤモリたちを見つけて、一緒にそうじをはじめても、おなかの色がちがうから仲間じゃないぞ、といわれてしまい、ひとりで皆から恐れられているオオサンショウウオの岩穴へ勇気を出してそうじをしに行ったところ……。
主人公のピコを応援せずにはいられない、魚達の世界の「みにくいあひるの子」のような感動的なストーリー。「ちがうところに気をとられず、同じところをさがせ」というオオサンショウウオの言葉に象徴される、「仲間」というテーマについて深く考えさせられる作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
16
「おんなじところがひとつでもあれば、なかま」~~!!「なかまというのは、なにからなにまで、ぜんぶ同じでなきゃ、いけないもの」じゃな~~い! 「ちがうところばかり気にしていたら、ほんとうのなかまはできないぞ」!! 心がホッコリ。2017/09/03
いろ
15
「ドーナツ池」シリーズ,我が家では「オタマジャクシのうんどうかい」に続き2冊目。掃除当番に任命されたピコだけど,「同じ種類じゃないと仲間じゃない。」と一緒に掃除当番させてくれない池の生き物達。でも…というお話。1学期の終わり頃,学校での掃除に力を入れていた7歳男児なので,タイトルに食いつくw イモリが掃除するサクラの花びら(絵が素敵☆)や,コオホネの森が出て来ると,最初のドーナツ池俯瞰図に戻って「ここだね。」とその場所を指差す息子。ピコがハンザキと同種の生物と気づいて大喜び。仲間とは?を考える良本。2015/09/07
まげりん
9
小さな世界の優しいお話。「らいぎょのきゅうしょく」の続きなんだね。ハンザキさんのゆったりとした大きな懐が心地いい。でも、オオサンショウウオ、こわい…2015/10/08
つき
6
同じところが見つかれば、それはもう仲間。 なんて力強い言葉だろう。ちいさな違いばかり気にしてちゃいけないね。2019/04/24
そうナイト!
5
このシリーズいいね2016/02/16
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