内容説明
「あなたを傷つけた人は、本当に悪い人だった?」
BTS(防弾少年団)J-HOPE氏が、ライブ配信で「今読んでいる本」と紹介して一躍話題に。
疲れた心を解きほぐす、40編の小さなエピソードをまとめた短編集がついに邦訳!
人生で誰にでもある、思うようにいかなかった「あのとき」のこと。
そんな思い出にも寄り添ってくれるような、
ちょっと不思議で、ときどきクスッと笑える、あたたかい一冊です。
<収録予定内容>
1章 世の中に悪い人はいない
2章 願いを聞いてあげる家
3章 猫の傷
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Rinarnation
3
良かった!間違いなく今のところ2022年ベスト1。1物語1名言。心の優しい部分が刺激されてもっと優しく、そして感性豊かになります。ひとつひとつの話が短いので毎日1つ読んでも良いし、一気に読んでもいいし、たまたまめくったページを読んでも良いし。とにかく読んでください、みなさん。2022/06/19
manabukimoto
3
生きとし生きるものを肯定する題名通りの掌編集。 余命宣告を受けた患者を案じながら、利己になれない優しきお医者さん「自分のことだけ考えて生きよう」 死に傾く人に生への橋かけ「麻浦大橋の渡り方」 馴染みのお店のおばさんの美しい生き方をもみじに重ねる「ハロー・グッバイ」 関わりの中で、自分には気がつかない痛みを抱きながら、生きることの喜び「猫の傷」 読みやすい。けれど、愛おしむように大切に少しづつ読みたくなる、すばらしい作品。2022/05/18
鵞鳥
2
韓国の街並みが思い浮かぶ。 日本と似ているようで、違う感じ。2022/08/11
nightowl
1
ゆるいSFからエッセイ的作品へ。じわじわと日常生活について沁みてくる言葉の数々。「怒りとはどこから湧いてくるのか」が自分の性格を言い当てられているようでぎくり。あなたはどの作品が引っ掛かりましたか?と読んだ人に訊きたくなる、ヒットポイントの広い一冊。2025/11/08
ゆかな
1
不思議なストーリーなのに心があたたかくになる。そんな話の数々でした。2024/01/21




