実験医学増刊<br> 栄養・代謝物シグナルと食品機能 〈40〉 - 転写、エピゲノムの制御から代謝性疾患の治療・予防に

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実験医学増刊
栄養・代謝物シグナルと食品機能 〈40〉 - 転写、エピゲノムの制御から代謝性疾患の治療・予防に

  • 著者名:亀井康富【編】
  • 価格 ¥5,940(本体¥5,400)
  • 株式会社羊土社(2022/04発売)
  • 晩夏の特別企画★Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍(~9/1)
  • ポイント 1,620pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758104029

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内容説明

食品由来成分が,核内受容体やエピゲノム,腸内細菌による代謝,臓器連関などの「シグナル」を介して,いかに生体を調節するかをご紹介.肥満・糖尿病など,生活習慣病の治療・予防法を研究する方は必見の内容です!

目次


概論 栄養・代謝物シグナルと食品機能―栄養学の歴史と食品機能の作用機序

第1章 食品の機能性と栄養・代謝物シグナル
1.アミノ酸の生理機能
2.食餌脂肪酸・脂肪酸代謝物シグナルによるエネルギー代謝制御―褐色脂肪組織機能を中心に
3.亜鉛メタレーションによる細胞機能調節
4.抗老化因子を制御するミネラル栄養学―リン代謝恒常性制御の重要性
5.骨格筋萎縮に対するビタミンA誘導体の機能評価
6.生体内変換型ビタミンKの新しい作用
7.食品因子の機能性フードペアリング
8.食品成分と薬物の相互作用
9.食品メタボローム:質量分析データを活用した包括的食品機能性評価
10.ゲノム編集技術を応用した作物の食品機能性向上―世界初のCRISPR作物となったGABA高蓄積トマト

第2章 栄養・代謝物シグナルと臓器連関
1.ヒト小腸上皮オルガノイドを活用した新たな食品・栄養科学研究
2.栄養環境の変化を認識する短鎖脂肪酸受容体
3.腸からはじまる臓器連関と栄養環境の変化に対する適応戦略
4.食品によるエクソソームを介した臓器連関活性化
5.食品・栄養成分によるホルモン分泌と神経系を介した摂食・糖代謝調節
6.嗅覚受容体の活性化が糖代謝に与える影響
7.抗老化医療におけるNAD+合成中間体NMNと合成酵素NAMPTの可能性
8.飢餓における栄養・代謝物シグナル―転写調節因子FOXO1に着目して
9.グルコース飢餓への適応におけるTORC2経路の役割―アミノ酸が糖代謝を制御するしくみ
10.運動トレーニングとリン脂質のリモデリング―リン脂質クオリティと骨格筋の関係

第3章 栄養・代謝物シグナル修飾および破綻と疾患
1.栄養・代謝物によるDNAメチル化の変化と生活習慣病
2.DNAメチル化修飾の栄養素・代謝物・肥満との関連と操作技術
3.メチオニン代謝とつながるタンパク質のメチル化修飾
4.リボフラビンとフラボタンパク質による細胞制御
5.糖尿病病態における高グルカゴン血症と分岐鎖アミノ酸の関連
6.褐色脂肪組織の分岐鎖アミノ酸代謝異常と肥満・糖尿病
7.腸管でのフルクトース代謝と肝臓での脂肪酸合成
8.ミトコンドリア機能と品質管理機構から捉える敗血症病態
9.細胞内脂質代謝による免疫代謝と慢性炎症性疾患
10.プレシジョン栄養の幕開け

索引

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