内容説明
アンネは小さいときからおしゃべりが大好きで、いつも人の輪の中にいて皆を笑わせたり楽しませたり、明るく元気な女の子でした。ただ、自分のやりたいことを、自分のやりたいようにやる女の子だったので、時に周りの人とトラブルを起こすこともあったようです。ライターになる夢を膨らませながら元気に過ごしたアンネの少女時代は、ナチスのユダヤ人迫害によって無惨にも中断されてしまいます。15歳という若さで亡くなったアンネの生涯を英語で紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pino
4
こんな風に後世に日記が残ったからとて、アンネにとって、それが、いったい何であるというのだろう。彼女はそんなことは知らないし、ただ、苦しみを味わって残酷に死んでいったのだから。と虚しさを感じざるおえず、泣けた。けど、苦しみは人をこんなにも成長させるということ。そして成長とは歓喜であるから、一方で幸せを深く味わう瞬間だってあったに違いないのだ。2021/01/31
Sobbit
4
アンネ・フランク日記かと思ったら、アンネ・フランク日記の時代の概要やアンネ・フランクの紹介だった。多読って簡単な英語を読みましょうのイメージが強くて〇〇Readerって面白くなさそうな印象だったけど、普通に興味深く読めた。2020/07/13
あぎる
2
なんてひどい話だろう。ナチス占領下では、ユダヤ人は収容所に入れられ、強制労働をさせられ、人間が生きるために必要な住環境も医療も提供されず、毒ガスを吸わされ、何百万もの命が奪われた。このような残虐行為が、たかだか数十年前にあった。私は現代日本に生まれ育った日本人であるが、他人事ではない。人間はこのような残虐行為をしうるのだ。このようなことが二度とないよう、自分自身や社会を常に見張っていなければならない。2024/09/14
みくじら
2
アンネフランクの生涯について書かれた本で、アンネフランクの日記とは別物。 でも、ここで概要を得てから読めれば理解も早そう。 戦時中の様子をシンプルな英語で伝えてくる分、えぐられる気持になる部分がある。2024/07/05
キャオ
0
アンネの人生を知り、悲しくなりました。次はアンネの日記を洋書で読んでみようと思います。 2024/10/17
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