内容説明
1月25日に行われる初天神に、親子で出かけた熊五郎と金坊。飴屋、みたらし屋、おもちゃ屋と、屋台が並ぶ参道は、金坊にとって誘惑がいっぱい。口が達者な息子に手を焼くおとっつあんだが、本当に困り者なのは…? 親子の軽快な会話が楽しい『初天神』他、古典落語の人気演目『猫の皿』『饅頭こわい』『目黒のさんま』『芝浜』の5作品を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PONSKE
9
「日本の芸能を異なる角度で楽しむ」 「初天神」「猫の皿」「饅頭怖い」「目黒のさんま」「芝浜」の5つの噺を英語版で収録。「英語版では難しくないのか?」という心配はご無用。もちろん、噺の流れを知っていた方が理解はしやすい。しかし、それぞれの噺の冒頭にワードリストと登場人物がまとめられ、巻末には辞書も付いているので、この1冊があれば問題ない。本来は日本語で語られているものが英語だとどう表現されるのか、そうした違いを意識してみると面白いかもしれない。2020/03/10
オザマチ
7
読みやすい英語だが、話の都合上マニアックな単語が多い気も。2015/04/21
古典部員
5
「荒浜」、いい話。2019/01/12
ケ゚ーコ
4
mayonnaise?が出てきてビックリでした。word listがあって親切なシリーズ。2016/05/15
ウッチー
2
簡単な英語で読みやすい。芝浜という落語をちゃんと日本語で聴きたくなった。8860語2016/06/25