Matasaburo of the Wind 風の又三郎

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Matasaburo of the Wind 風の又三郎

  • ISBN:9784896840872

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内容説明

谷川の岸の小さな小学校に、見慣れない服を着た赤い髪の転校生がやってきた。その風貌はまるで伝説の神「風の又三郎」のようだった。突然現れた転校生を、子どもたちは緊張と恐れをもって迎え入れる。自然に囲まれた村を舞台に、現実と空想が交錯する子どもたちの世界を生き生きと描いた、宮沢賢治の代表作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

16
谷合の田舎の学校に突然やって来た『風の又三郎』村の少年たちは、自然の中で又三郎と、いろんな経験をし、いろいろな事を感じとる。子どもの素直さを描く、童心に戻れる宮沢賢治ファンタジー。2015/08/12

fusarian

6
読み進めるほどに童心を想起させる名作だが、英語で読むとかなり違う肌触りになる。原作では特徴的な方言とオノマトペが味になっているが、方言は表現のしようがなく、オノマトペは味気なく感じてしまう。ただし、英語のテキストとして読むと自然な会話表現や、考え抜かれた単語、文法を駆使した滋味深い表現の宝庫で、こういうふうに文章を書けるようになりたいと思わされた。今回は速読で読んだが、英語の表現力を鍛え直すために、熟読する価値はあるかもしれない。2023/07/19

Jun

0
原作は未読。日本文学だけど時代が古いのもあって、巻末辞書だけではよく分からない部分も多かった。恐らく原作も難解だとは思うし、子供たちの楽しそうな様子や世界観は楽しめたから良いかな。後で青空文庫で原作も読んでみようと思います。2024/03/05

キキ*

0
 文章が読めるのと、ストーリーを理解することの二つを同時進行するのが難しかった……。単語力、文法力といいいろいろな総合した英語力が必要だな。とりあえず、原作を読んで話を理解したい!

Yuzu

0
オノマトペ表現がしっくりこなかった。2017/06/05

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